こんちは~
ブライン孵化率向上委員のevoです!
なんちって.
らんちゅう飼育には欠かせないブラインシュリンプですが,
簡単に孵化できるよ~って方から
なかなか思うように孵化率が上がらないって方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

①ブラインシュリンプエッグ
 まずは孵化率の良い卵(エッグ)を購入して下さい.
 孵化率90%とか書かれているものが良いですが,
 80%でも問題ないと思います.
 産地はソルトレーク産や中国産がありますが,
 最近は中国産のものが増えてきました.
 これもどちらでも良いと思います.
趣味漫遊-0313-2

 私はソルトレーク産孵化率90%以上を好んで購入しています.
 一缶では多いという方はネットオークション等で
 小分けにしたものが販売されていますし,
 日動やテトラから販売されているものもあります.
 私が↑の缶を購入した,
 東海グッピーさんでも小分けが販売されてますよ.
 卵の保管はジャム瓶などの密閉容器に
 シリカゲルなどの乾燥剤を入れておくといいです.
 湿気たり,高温になると孵化率が低下します.
 たくさん購入したときは1週間分くらいを
 小分けしておくと冷蔵庫の出し入れによる湿気を
 防ぐことが出来ます.

②塩水
 塩はスーパーで市販されている食塩で良いです.
 濃度は1Lに20~25gが良いようです.
 2Lのペットボトルを使うなら40~50gです.
 使用する水は予め30℃くらいに温めておくと
 ブラインの孵化が早まります.
 
③容器
 ペットボトルの蓋に加工をして使いますと
 分離もそのまま行えます. 
趣味漫遊-0425-07

 ただし,ペットボトルの口を上にして
 そのまま使用した方が
 卵が下に溜まらないので孵化率が良い気がします.
 分離の時だけ逆さにして使うといいかもしれません.
趣味漫遊-孵化装置

 写真手前は逆さにして使用.
 写真奥はそのまま使用.

④水温
 大きな容器に水などを入れて
 ヒーターで保温する必要があります.
 その中に孵化容器を保温します.
 温度は高すぎると腐敗するし,
 低すぎると孵化時間にばらつきがあります.
 よって26℃~28℃が良いようです.
 うちでは26℃~27℃に設定しています.
 26℃ならオートヒーターでもいいですね.

⑤ブライン添加量
 多すぎると孵化率が低下します.
 だいたい1Lに1.5g程度にします.

⑥エアー
 溶存酸素を増やすためエアーストーンを
 使用したいところですが,
 全体の攪拌性を高めることも必要です.
 うちでは↓のようにしています.
趣味漫遊-04-25-08
 
 このようにウール↓をチューブの先端に巻いて
 輪ゴムなどで縛ります.
趣味漫遊-0425-09

 これが結構良い具合で孵化率向上間違いなしです.

⑦照明
 蛍光灯やハロゲンランプなどで上から照らすと
 かなり孵化率が良くなります.
 これは必須です.

⑧その他
 孵化させる容器は結構汚れます.
 内側の側面がぬるぬるしてるはずです.
 一度使用したら必ずブラシ等でよく洗って下さい.
 そしてよく乾燥させます.
 毎日孵化させるときは2セット用意して
 交互に容器を使うといいですね.

あとはあなたの工夫で孵化率向上させてくださいね!
何か良い方法がありましたら教えて下さい~