今日は東京で木枯らし一番が吹いたとか・・・

ここいらでも寒くて朝はセーター着てました.


昨日,ちょっと話題に出てきた工作ですが,

とりあえずうまくいったかなと言うことで紹介します.


その名も自作外掛けフィルター改め,

「これですっっきり!?ろ過してくれなきゃや~よ!フィルター」です.

本体

残念ながらセットした後の画像しかありません.

うまくいくはずないと思い,撮影しませんでした.

と言うよりむしろ,作るのに精一杯でそんな余裕がなかった

と言った方が語弊がないかもしれません・・・


濾過槽は2.5L程度の容積があります.

ウールやリング濾過材など自分の好きな濾材を

好きなだけ入れる事が出来ます.

正面
正面から見たら全然目立ちません.

と言うよりむしろ,25cm幅に15cm幅の外掛けフィルターが

既に備わっており残り10cm幅をうまく使ってフィルターの

増設ができないかと考えたのが全ての始まりだからです.


上から1
上から2
ちょっとホースが長すぎたかも・・・

でも余裕を持たせる意味ではよかったかも.

最終に流れ落ちる部分には鉢底ネットを使い,

流れをゆるめる効果とスポンジ濾材が流れ出ないようにする

役目があります.


水中フィルター
水のくみ上げには市販の水中フィルターを使用しました.

あくまで工作の範囲でやりたいという気持ちからです.

サイフォン式にするのも良いと思います,

水中フィルターも各社様々なものがあるので

流量や大きさ,値段を見て自分の好きなのを

チョイスすればいいと思います.


注入口
ちなみにホースを一番最下層まで伸ばし,

水の流れを

流れ
下から上に順番に濾材を通るようにしてあります.


とにかく今回は「工作」をテーマに濾過槽が大きく,

10cm幅にも収まるフィルターを格安に自作するのが

目的でした.

よって改善の余地は多々ありますがとりあえず

成功と言って良いと思います.

(とくに難しいことは何もしていませんので)


材料(フィルター1つ分)

①2Lのペットボトル2本・・・タダ

②ホース(内径10mm)70cm・・・60円

③GEX イーロカPF-200(60Hz:3.4L/分)・・・980円

④鉢底ネット・・・15円

⑤洗車スポンジ・・・98円

⑥ウールなど・・・50円

⑦シリコン系充填材・・・既に買ってあった物

⑧下敷きなど・・・うちにあったもの

計1,203円

1つ分に減算しています)


作り方

①ペットボトルを1本は上をもう1本は下を切断して

 押し込み水槽に高さを合わせる(水槽より4~5cm高く).


②つなぎ目をボンドでふさぐ.


③少し待って水槽より高い部分を5cmほど切って

 滑り台のように流れ落ちる部分を作る.


④滑り台状の両脇に下敷きなどの合わせて切って

 ボンドで貼り付け,水が横から流れ落ちるのをふさぐ.


⑤6時間ほど乾燥させてから実際に水を入れて

 漏水箇所がないか調べる.

 あればボンドでふさぐ.


⑥さらに10時間以上置いてから漏水をチェックし,

 あればまたふさいでしばらく待つ.

 なければ鉢底ネットをペットボトルの大きさに切って

 一番下に入れる.このときホースが通るくらいの穴を

 小さめに開けておく.


⑦イーロカに付属しているL次パイプをホースの両端に

  つける.ホースの内径とパイプの外径が同じなので

  ホースをお湯で柔らかくしてから頑張ってはめ込む.


⑧ホースの片側をさっきの鉢底ネットに通し,その上に

  ウールや濾材を入れていく.


⑨イーロカ本体を水槽にセットし,水が出たらホースの

  もう片側をはめる.


⑩水が水槽内に流れ落ちれば完成.

  水槽内の水が減るのであらかじめペットボトルにも

  水を入れておくといい.


ポイント:外掛け式なので水槽に掛かるが強度は高くない.

      よってペットボトルの底が下についた状態で最も安定する.


分からないことがあれば何でも聞いて下さい.

改良点があれば是非教えて下さい.

あくまでペットボトルですので強度・耐久性については

全く未知数です.

(その分加工しやすいのですが)

また自作する方は水漏れ等に十分注意し,

すべて自己責任でお願いします.