昨日の予告通り,今日到着した水草の紹介です.
エキノドルス・フランス・ストフェルス
Echinodorus 'Frans stoffels'
赤い葉が特徴のZOOlogiCaの高級品種です.
新葉が赤くなり徐々に緑になり,非常に美しいです.
赤系水草と同様に
高光量,CO2添加,底肥のいずれも重要です.
ズーロジカはドイツのファームです↓.
他にもレッドデビルなど多くの品種がありますが
日本では数多くは出回っておりません.
水草のファームと言えば安価な東南アジアに対して
トロピカやオリエンタルなどやや高めの水草を
提供しているファームもヨーロッパ中心にあります.
アクアリウムの大御所ドイツでは水草の改良品種や
各種熱帯魚のブリードも盛んです.
ドイツのアクアリウムの会社である「テトラ」や「エーハイム」は
知らない人はいないでしょう.
さてエキノドルスですがクリプトコリネ同様,
コレクション性が高く,マニアも多いです.
サターンと呼ばれるワイルド種では云万円します.
エキノドルスというと馴染みがない方もいるかもしれませんが
「アマゾンソード」はよくご存じだと思います.
最もポピュラーなエキノドルスでござ~い.
このエキノドルスのことを英語では
通称ソードプラントと呼んでおります.
日本はラテン名で呼んでおります.
エキノドルスの仲間はほとんど大型になるものが多く,
小型水槽では持て余してしまいます.
小型種ではテネルスなど前景にも用いられるものもあります.
小さめの種を掛け合わせた改良品種も近年では見かけます.
エキノは根が重要で,移植を嫌います.
根を傷つけすぎると弱って枯れてしまうこともあるようです.
照明は明るいのを好み,CO2はなくてもいいです(赤系以外).
根の発達が良く,底肥が重要です.
底砂は大磯砂でも良いためお手軽です.
是非,エキノドルスにも挑戦してみてください.