「レゲトン」という音楽を
聴いたことがありますか?
英語ではスペルが少し違っていて
reggaetón と書くようです。
ヒップホップと
レゲエをミックスしたジャンルで
中南米で流行っています。
日本ではクラブでDJがやってるかも?
僕はグアテマラに来て
このレゲトンを初めて聴きました。
同じスペイン語学校の生徒で
メキシコから渡り歩いた日本人がいて
とてもレゲトン好きなんです。
その彼と一緒にバーで飲んだことがあって
バーではずっとレゲトンが流れてました。
レゲトンは独特なリズムです。
ズン、タ・ズンタン。
ズン、タ・ズンタン。
字で書けばこんな感じ。
ってどんな感じやねん?笑
いやほんとに
全て同じリズムなんですよ。
同じリズムなだけあって
何を聴いても同じ曲に聞こえます。
僕は日本の音楽が好きで
「YOASOBI」ばかり聴いていましたが
ここグアテマラに居ると
自然と現地の音楽を耳にします。
サルサやマリンバとか
伝統的な音楽もありますけど
若い人はよくこのレゲトンを聴いてます。
好きじゃないジャンルは
聴く耳をほぼ持たなくて
レゲトンもはじめは微妙な感じでした。
ヒップホップは聴かないし
レゲエも聴きません。
でも耳って馴染むものなんでしょうかね?
同じリズムでも
聴いているうちに
耳に心地よいなと感じる
曲がいくつかあったりします。
それは多分
歌うアーティストが放つ
エネルギーを感じたのかもしれません。
アーティストはみんな
歌う曲に自分の魂の叫びを
乗せていると思うんです。
そのエネルギーに共感したとき
聴く人の心に響くのではないでしょうか。
(歌詞に共感したんじゃないよ)
歌詞はスペイン語で
聴いてもほとんどわかりませんが
レゲトンの歌詞は
ほぼエロい。
直接的な表現ではなく
比喩的で抽象的ですが
明らかにアレのことだよね、
的なやつが多いです。
良い子は歌っちゃダメよ。
親が目ェむくから。
ってことは置いといて、
独特なリズムに合わせて
歌い手のエネルギーを感じてみてくださいな。
‥いちおう貼っておきますが
よく車にたとえたもんだなと。
ガソリーナはガソリンのスペイン語の言い方です。
レゲトンはスラングな歌詞ばかりではあるものの
それは若者が生んだ文化なんだと思います。