9日未明に千葉県を中心に大きな被害をもたらした台風15号。
テレビなどの報道では電柱が倒れるなどの被害は見たことあるけど、自分の身近でこの様なことがあることは記憶にない。
これから台風が来る8日の17時には自宅での気圧は1004hpaでした。
そして9日03:30に台風の推定位置を見てみると一番近くに来ている!!
その時の気圧は959hpa! 自分の見た気圧では今までで一番低い気圧です。
我が家では大きな被害いは有りませんでしたが、ウッドデッキのフェンスがブッ飛んだり、屋上に敷いてある石のパネル(かなり重い)が半分めくり上がって欠けたり、外の流し台の脚が折れたりした。
でもこの程度で済んだけど、9日に出勤しようと駅まで自転車で行ったら街路樹や街灯が倒壊していた。
我が家では停電も断水もなかったので広域で停電したり断水していることは知らなかったけど、駅周辺で信号やコンビニの電気が消えていることで知ったくらい。
今は停電している箇所はほぼ解消しているが、それでもまだ停電している家屋もあるようです。
全国からの電力会社が翌日には駆けつけて、北海道から九州までの電力会社を確認できた。
今でも市内のビジネスホテルの駐車場には各地の電力会社の作業車などが停まっている。
本当にありがたいことだ。
発生から3日くらい経ったとき、テレビで東京電力が地域住民向けに説明会見しているシーンを報道していた。
激しい口調で電力会社職員に向け怒る住民。
一生懸命にやってくれている人に対し「それは違うだろう!」と思ったと同時に、同じ県民として恥ずかしいし、電力会社職員に申し訳ない気持ちになった。
もちろん停電していて不自由な生活を送っているからこその気持ちだと理解はできるが、発する言葉ではないのではないか?
きっと停電に対してのリスクヘッジは自身では講じていないはず。その部分を自分に問うべきだ。
また停電の原因で多かったのが倒木だ。自然災害では樹木の所有者への責任は不可抗力として問えないが、管理されずに放置されているのならその所有者に怒りをぶつける必要ありだね。
今後はそのような国による法律見直しなどが必要だと思う。
それと千葉県の対応が遅すぎてガッカリしたね。
森田県知事の「通信ルートが寸断されていて情報が得られない」ので完全に"連絡待ち"の状態。
来なければ取りに行け!!と自分なら職員に指示を出す。
すぐに職員を派遣し衛星電話などの通信手段で情報収集すべきだったはず。
ここは改善して今後に活かして欲しい。
大きな被害がでたから防災に対する意識が変わった人も多いハズ。
自分はその一人です。
食料や飲料水、ライト・ランタン、ブルーシートは確保している。でも発電機が無いので今後は購入を検討しないと。
地球温暖化でこれからは大きな台風が普通になることも言われている。
インフラ強化や樹木管理に関する法律整備をしていく時なのかも知れないと思うけど、落ち着いてしまえば誰もやらないんだろうなぁ....
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