アマチュア無線の免許を持っている私にとっては無線用のアンテナを載せるタワーは憧れであるワケだけど、10年以上前に札幌に住んでいた時に北海道大学の植物園内に立っている自立型タワーが気になっていた。

このタワーは“アルインコ”と言う会社が販売していたんだけど、かなり珍しいので見ること自体少なかったけどこんなところにあるなんて....って当時は思った。
当時でもだいぶ古いタワーだったけどまだあるのかなぁ....って先週札幌に行った時に訪れてみた。

あったよ!
アルインコ製の自立型タワーは健在でした。
ブレースやボルトに少し錆が出ているけどまだまだ使えそうに見える。
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段階的に細くなるのがこのタワーの特徴だと思います。
細くなる部分は応力が集中するので、その辺の強度確保がどうなっているのかって販売された時に思ってました。まぁプロが設計しているのでド素人が心配するレベルはクリアしているのでしょうけどね。
どうしてもクリエイトデザイン社のタワーと比較してしまうんだけど、アルインコ製のタワーは長いブレースは両端に穴が開いているんだよね。これは水抜き穴なのか、若しくは亜鉛メッキする時に内側にメッキを流し込むため?理由不明だけど短いブレースには穴が無いんだよなぁ...なので理由が分かりません。
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ローテーターやマストベアリングを取り付ける台もクリエイトデザイン社の物よりもしっかりしてそう。
2重になっているのはブレース材を2枚で挟み込んで固定する構造だからかも。
ちなみに付いているのは避雷針なのでローテーターは無いです。
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まだまだ使えそうなので不要や邪魔にならない限り撤去されることはないと思うけど、いつまであるのかなぁって思いながらその場を去りました。

See You!
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