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自転車レースの翌日である9月21日に奥さんと都内へGo!
目的は羽田空港から秋葉原までの運河クルーズです。
羽田空港から秋葉原までの運航は通常はなく、期間限定で国土交通省が
舟運社会実験として行ったものです。
羽田空港・国際線ターミナル近くの多摩川河口付近にある船着場。
離れたところから見たことはあるけど入ったのは初めて!

素晴らしい(?)桟橋です。

舟は40名程度が乗船できる座席だけのもの。
屋根も無いのでお天気がよい日には最高で、この日はお天気に恵まれて
クルーズにはとても良い日でした。
出向前に船長の挨拶と乗船中の説明。
万が一転覆したら救命胴衣は...とか、法律に基づいた説明がしっかりと
されてました。

出航です。
後ろを振り返ると操舵室(?)の船長が丸見えです。
ガイドのおじさん周囲の状況をわかりやすく説明してくれるので、新たに
知ることがたくさんありました。

出航して少し多摩川を上っていきます。

多摩川から右折して海老取川に入ります。
右は羽田空港の整備場地区。左にはヤマト運輸の羽田クロノゲートが
あります。

首都高速・羽田線の羽田可動橋を見ることができます。
両脇の橋が回転して道路がつながる仕組み。
首都高速の交通量増加の対策として作られ、鉄工所に出入りする船が
通る時に開いて通行させる目的だったそうですが、すでに船の出入りも
なくなり、さらに首都高速の交通量減少でもう17年動いてないそうです。
私は1、2回この橋を渡ったことがあるので貴重な体験だった。

水上から見るモノレール。

京浜運河に入り、左は大井競馬場、右は八潮団地、正面には歩行者と
自転車が通れるかもめ橋。

京浜運河にかかる水道管は首都高よりも、モノレールよりも先に建設された
ものだそうです。
なので首都高もモノレールもこれをくぐるように作ったとか。

目黒川水門。
こんな水門の下を通るの初めて!ワクワク。

天王洲ふれあい橋。
以前は品川から天王洲アイルにある職場まで歩いて毎日のようにこの橋を
渡ってましたが水上から見る景色は初めて。
この橋ではテレビやドラマなどの撮影を本当によくやっていて俳優さんや
芸能人を至近距離で見ることがありましたね。

レインボーブリッジです。
首都高、一般道、鉄道(ゆりかもめ)が通ってます。

隅田川に入って行くと勝鬨橋が出てきます。
真ん中がはね上がる可動橋ですが、この可動橋としての機能はあるものの
今は機械的にも動かせない状況だそうです。

はね上がると勝鬨橋の名前は「勝鬨」と「橋」が分かれることを知った。

勝鬨橋の中央部を真下から見ることはなかなかできないけど、こんな感じに
なっているんですね。

清洲橋。
スカイツリーを中央にするとスカイツリーがキャンドル、そして清洲橋が
キャンドルスタンドに見えるとか説明してくれていた。なるほどね。

左折して神田川に入る。
柳橋のたもとにある小松屋さんという船宿・佃煮屋さんに接岸。
小松屋さんの次女が三味線を弾いてました。

そして小松屋さん3代目店主が柳橋周辺の昔の話を写真を見せながら説明
してくれて小唄を1曲披露してくれました。拍手!
そして佃煮の販売もあったのでひとつ購入しました。

神田川両岸には屋形船が停泊。

美倉橋の下から終点の秋葉原の万世橋が見えてきました。

万世橋です。

万世橋ではここから下船なんですなぁ。
初めてここを使ったぞ、わたし。
何度も秋葉原とか来ているけど、普段気にしたことも無かった場所だ。

下船してから写真を撮りました。
よく見るとこんな感じになっていたなぁって思うけど利用したのはお初。
窓がある部分にも入ってみましたが小さな小部屋的な感じで、昔の万世橋
周辺の写真などが飾ってありました。

橋を中心に、古い構造物などを見ることができ、改めていろいろ知ることが
できて、自分的にはとてもよかったです。
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