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チョコレートは日本では無理なのか

映画「チョコレート」。

110分カット版のことやら、日本公開のことを想像してみたら、いろいろ気づくことがありました。


これ、日本で劇場公開は絶望的じゃないでしょうか?
よくてDVD発売がせいぜいかなと思います。

主人公のゼンが知的障害者なのですよね。
知的障害者の少女が、超人的なマーシャル・アーツで悪党を叩きのめすという物語。
これが受け入れられるかどうかという点で、配給会社にリスクが伴います。

ゼンは、戦うとき以外は、マーブルチョコを食べながらテレビを見ているばかり。
子供のときは学校にも行っていません。
友達も、ニートデブ1匹以外皆無です。

少なくとも、リアルな障害者像とはかけ離れています。
そういう描き方を、ただの娯楽、フィクションだからと容認できる空気があるかどうか。
また、何らかの批判を浴びるリスクを負って配給に踏み切れる配給会社があるかどうか。
見通しはかなり悲観的でしょう。


主人公だけでなく、もう1人、明らかに知的障害者として描かれている人物が登場するのもネックです。
「キル・ビル」でいえばゴーゴー夕張に相当するキャラであるトーマスがそれです。
何もないときには「あっちで遊んでなさい」などと言われているのに、いざ事が起こると最強の用心棒に変身。
しかも、知的障害だけでなく、マヒがあるような特徴的な姿勢と動きで演じられます。
主人公以上にマンガっぽく描かれたキャラクターには、不快感を感じる人が必ずいるはずです。


ファレリー兄弟の映画(「メリーに首ったけ」、「いとしのローズマリー」など)とは違って、「チョコレート」は、障害者や障害者の家族の中で拒否反応が強いかもしれません。本当の障害者が演じているわけではなく、リアルさもともなわない役ばかりですから。
「お話」は現実とは違うという割り切りで楽しめるような共通理解があれば別ですが、今の日本にはそれは無いでしょう。偏見は根強くありますし、同時に、その偏見を糾弾するモラルに怯える自粛圧力も広く浸透しています。
そんなわけで、日本公開は難しいかと思うのです。

チョコレートはすごかった(後編)

さて、パチンコで7千円ほど負けて帰った2月14日の夜。

チョコレート?
何それ?


まあ、傷心は忘れて、DVDを観ることにしました。
奇しくも、DVDのタイトルが"Chocolate"です。
1週間くらい前には届いていたのですが、まだ観ないで寝かせてありました。


ハル・ベリーが出ているやつじゃなくて、タイの映画です。
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品。
2008年公開という、まだまだ新作レベルの映画です。
日本では未公開でしょうか。

これが大当たりでした。
imdbでみると6.9点ということで平凡な点ですが、よくみれば10点と7点以下とに大きく分かれています。
私は10点派w

少女が主人公のマーシャル・アーツというのか、ムエタイ映画というのか、カンフー映画というのか。
よくわかりませんが、これは凄いです。

タランティーノの「キル・ビル」にインスパイアされた部分もあろうかと思いますけれど、ヒロインが悪党どもを滅多打ちにする痛快アクション映画にして、泣かせるドラマも盛り込んだ娯楽作。
アクションシーンは、厳しい目で見るとネコパンチなところも多くてアレですけど、それにしても圧巻ですよ。
合成じゃなくて少々ヤバいアクションもあります。
カンフー映画とか好きな人ならなおさらいけるでしょうね。
ブルース・リーのパチンコなんて作ってる場合じゃないです。
ヒロインのゼンを演じたヤーニン・ジージャ・ウィサタナンの時代ですよ、これからは。
そして、「トム・ヤム・クン」と本作とをものにしたプラッチャヤー・ピンゲーオの時代ですw

この映画、冒頭は日本語の会話です。
阿部寛が出てきたりして、VシネのDVDが間違って入っていたのかな?と心配になりますが、ちゃんとタイ映画です。阿部寛は結構重要な役ではありますが、Vシネじゃないということでよろしく。

ヤーニンは若そうに見えて今年25歳なので旬は短いかもしれませんが、要注目のアクション・ヒロインです。
次回作に期待したいと思います。



ちなみに私が観たのは124分のアンカット版で、リージョン・オールのDVDです。
110分のバージョンが一般的なようですが、そちらでどこが削られているのかはわかりません。
観た印象でいうと、恐らく110分でも主要な部分は残してありますから十分楽しめます。
チャンスがあったらぜひ観てください。


さて、映画の予告編が、例によってYoutubeにありましたのでちょっと紹介。

チョコレートはすごかった(前編)

2月14日。
世間ではチョコレートのやりとりが、命のやりとりよりも重要とされる日です。
真田さんも形無しです。

今日は所用で名古屋に行きました。
栄駅前で1人フリーになったところで、そうだあの店に行こう!とwktk。
某メーカー直営店で初打ちです。




4kでギブアップ。
こんなに地価の高い場所では仕方ないのかもしれませんが、「ウチの台がまわるわけないじゃ~ん♪」とせせら笑われたような気分になりましたよ。
二度と行かないことにしました。

帰り道に1パチで剣客列伝。
3k打って当たりも引いたんですが、なんかひどいですね。
パチンコを打つようになって初めて潜確と知りつつ捨てました。
おめでとうございますニューギンさん。
パチンコ中毒の男が確変を捨てるような理想的な機種を開発することができましたよ。
ホールも笑いが止まらないことでしょう。
この調子でがんばってください。
もう二度と打たないかもしれませんけどねw

(ただ、某直営店の4kよりはよっぽど楽しかったのは認めます)



そして、7kマイナスでチョコレートの後半へと続くw

(つづく)