『デジタルゲームの技術』

　ソフトバンククリエイティブさんから「デジタルゲームの技術」をいただいた。

　これは「デジタルゲームの教科書」のシリーズとなるもので、ゲーム開発における各分野の第一人者たちと、著者松井悠さんとの対談が収録されている。

01、 CEDECを通じて日本のゲーム開発者に伝えたいこと
　　吉岡直人氏（株式会社スクウェア・エニックスチーフ・テクノロジスト/CEDEC運営委員会委員長）

02、ミドルウェアの過去、現在、そして未来
　　大前広樹氏（株式会社KH2O 代表取締役）

03、アーティストとプログラマーの橋渡しを行うテクニカルアーティスト
　　麓　一博氏（株式会社セガ開発技術部）

04、技術の進化とともに変革を遂げてきたキャラクターアニメーションの現在
　　金久保哲也氏（株式会社バンダイナムコゲームスシニアテクニカルアニメーター）

05、これからデジタルゲームのAIの進む道を知るために知っておきたいこと
　　三宅陽一郎氏（株式会社スクウェア・エニックスリードAIリサーチャー）

06、「神作画」への挑戦～「NARUTO-ナルト-疾風伝ナルティメットストーム2」～
　　竹下　勲氏（株式会社サイバーコネクトツーリードアーティスト）

　　渡辺雅央氏（株式会社サイバーコネクトツーゼネラルマネージャー）

07、ファイナルファンタジーXIIIに搭載されたサウンドシステム「MASTS」から見るサウンドの現在
　　矢島友宏氏（株式会社スクウェア・エニックスサウンドデザイナー/サウンドシステムエンジニア）

　　土田善紀氏（株式会社スクウェア・エニックステクニカルディレクター/サウンドプログラマー）

08、「チューチューロケット！」から始まった、セガのネットワークゲーム
　　節政暁生氏（株式会社セガテクニカルディレクター）

09、ゲーム開発現場で活用できる「プロジェクトマネジメント」の手法
　　橋本善久氏（株式会社スクウェア・エニックス CTO/テクニカルディレクター）

　普段一緒に飲んだりする人も多いんだけど、本の中では別人のように真面目なので、一読の価値はあると思う。

遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」