DVD分析136「ジルの挑発」
いよいよジルがドルアーガを上階の罠に誘うために徘徊路に向かった。
が、ドルアーガは知能が高いのか低いのか分からない。ジル目掛けて壁を破壊しながらやってくる。位置が感知できるのなら、ビーム攻撃の方がリスクが低いと思うのだが・・・。
ドルアーガと一人対峙するジル。この距離で、この大物を前にして、頑張ることができるとは「正義バカ」の名に恥じない。片羽を倒したことが自信に繋がっているとだろうし、描かれなかった戦闘で大物を仕留めているのかも知れないが、とてもマネできない。
そんなジルの自信の源は、こちらもドルアーガと同じく魔法障壁だ。
魔法障壁対魔法障壁。お互いが不可侵であるならば、物理的な力の優劣になるはずなので、このような状態ではジルはドルアーガの腕に押し潰される。耐えたのはジルがクーパと匹敵する馬鹿力だから、だとすると、この腕を掴んで持ち上げてグルグル回せるかも知れない潜在力はあると思う。
「ケンカをふっかけるのなら真剣にやれ!!」このセリフは第2話でも出てきている。第2話が実質このシリーズの始まりとなるので、最初と最後を飾るセリフというわけだね。
またまた予期せぬ方法で階上に現れるドルアーガ。天空の宮の強度はドルアーガを支えきれない疑惑も持たれる。もしドルアーガがジャンプしたことによって、天井である階上の床を破ってきたとするならば、それと同等以上の力が踏み切った床にも掛かるはず。すでに階下は崩壊している可能性もある(笑)
カーヤがマメカラロッドに石板を組み込んで、障壁を破りに行く。この時の呪文が「イシター」含みなことから、石板の機能を類推することができる。
石板はカイを封印していたものなので、それをセットしたのは塔を主ということになる。これはイシターなど秩序の神ではないだろう。ドルアーガに類するもの、あるいはアンシャーやナーガル、イルカーラなどの力に起因すると思えるので、カーヤがイシターの呪文で力を引き出せたのなら、石板自体は封印力を1回分だけ保持する容器なのだろう。
呪文がドルアーガを押し上げる。カーヤの呪文はターゲットを決めると追尾するようだ。
ドルアーガの障壁が消滅する。カーヤは「一度だけ」と言っていたが、その効果は封印力が再び石板に戻されるまで継続すると考えられる。ということは、一度封印したものを再び封印することはできない、何らかの免疫のようなものができるのかも知れない。
結果的にジルは見事に役目を果たす。それがさらに精神を昂揚させて「伝説お邪神も大した事ないな!」というセリフに繋がるのだ。
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