DVD分析135「別れのキス」
カーヤは、なぜジルをパーティーに選んだのか?その訳を探るとするならば、ドルアーガ戦にジルを送り出すシーンが最大のヒントとなるだろう。
ジルのアーマーに補助魔法を掛けるカーヤ。ジルが一番最後になっているように見えるが、ここから類推されることは、カーヤの強化魔法はその効果が使われなくても、徐々に減衰していく。しかもその減衰はそれほど足が長くないということ。
だから最も必要となるだろうジルが最後になったわけだ。
そんなカーヤにジルは自分の覚悟を「気にしないでね」という言葉で伝える。
そんなジルから目線を逸らすカーヤなのだが、これがいかにも最初はジルを利用するために声を掛けた風なリアクションに見える。
優柔不断な人が、相手のためを思って取っている態度が、結果的に相手を大きく傷つけることはよくある話なのだが、その最たる例が「思わせぶり」とか「大切な人だから、これ以上は」というパターンだから、カーヤはやはり「ひどい人」分類なんだろうね。
で、ジルに抱きつく。気持ちの表れ?最後の仕上げ?騙したお詫び?もう一頑張りさせるための餌?いろいろな解釈ができるわけだが、遠藤としては、どうしていいんだか分らないからごまかしている説を押したい(笑)
カーヤの男女経験の程度によってこのキスの価値は異なる。カーヤが白なら、自分の気持ちにケジメをつけるため、ジルのことは考えていない自分勝手な行為。カーヤが黒なら、死に行くジルへの餞別代わりでやっぱり自分勝手な行為に映る。
女の子にキスされて「死なないと約束しろ!」と言われたら、どう考えたって生き残ったら続きが待ってますって意味に取るよね。カーヤが白なら、その気はないけど単純に知人が死地に赴くのに、死なないでほしいと思っているだけで、勘違いを引き起こす不用意な発言。カーヤが黒なら、ジルを最大効果で使うために、その気はないけど勘違いさせて利用とする発言。
いずれにせよ、その気がないのに変わりはない(笑)
それに対して、エタナも最後かも知れないチャンスに勝負を掛ける!
が敢え無く討ち死に!ケルブはエタナの気持ちに気付いていないのか、気付いているのに気付いていないフリをしているのか・・・ケルブにそこまでの深みを期待してはダメだろう。エタナは相手を間違った。
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