DVD分析129「無策のウルク軍」 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

DVD分析129「無策のウルク軍」

 最大戦力であったウルク軍は、最も塔頂率の低いグループとなった。

ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-ドルアーガを前に唖然

 ゲートキーパードルアーガを目の当たりにして、なす術なく傍観者となるウルク軍。ウルク軍には先行して仕掛けなければならない理由はない。ドルアーガを倒し、ブルークリスタルロッドを手に入れて単に願いを叶えようとするグループなら、人より先にブルークリスタルロッドを手に入れなければ意味はない。しかし真の目的を考えると、願いを叶えようとしているグループは1つも天空の宮まで残れていない。

 ウルク軍の目的はドルアーガ討伐にあるので、他のグループがその目的を達成したとしても、自分たちの消耗がないので効率よく目的を果たしたことになる。それゆえの様子見なら意味もあるのだが、ウルク軍が仕掛けられないのは、対ドルアーガ戦の決定的な対策がないからだ。

ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-魔法兵の援護

 ここまで到達した魔法兵は2人。ウルク軍の戦い方は数に物を言わせるものなので、魔法兵の数によって取れる戦略が違うという考え方もある。

・ドルアーガの魔法障壁を破る

・ドルアーガの動きを止める

・ドルアーガを魔法で倒す

これらは魔法兵の数が充分ならイケたのだろうか?遠藤の答は「No」、これができるくらいだったら、片羽など楽勝で倒せたに違いない。

ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-閃光魔法で眼つぶし

 で、できたことは閃光魔法によって、アーメイを失って動きの止まった塔頂者たちを回収すること。

ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-動きの止まったジルを救う

 エタナは一番にジルを認めてくれた軍の人間なので、ここで塔頂者たちを援護する決断を下したのはエタナだろう。ケルブもジルには特別な思いがあるはずだし、アーメイを見殺しにしたのではオーウェンに顔向けできない、それ以上に他にできることもないので助けたのだろう。軍の目的を考慮しても、正しい判断だと思う。

ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-単独で打つ手がないウルク軍

 撤収した一行は安全地帯とも言える階上で、今後についてを話し合う。兵士も鎧を外してここに加わっている。立場を考えるとケルブが最上位になるのだが、ここでは広く意見を求めて、出来る限り生存に道を探ろうとしているではないだろうか?

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