【KORG DS-10 synthesizer】これは面白い!
ナムコの後輩にあたる、サウンドクリエイター佐野信義君(いつまでもカッコいい兄チャン)から、「KORG DS-10」というDSをシンセサイザーとして使うサウンドソフトをいただいた。
佐野君からのメッセージで、「曲作ってアップして!とは言いませんので、せめてパッケージをあけて、音を鳴らしてみて下さい」と付いていたのだが、高校生の頃に、KORGのPolyphonic Ensemble、RolandのSystem100を使っていた遠藤としては、音を出してみたらヤバかった(笑)。こいつは「超」おっさんホイホイだな!
曲を作る場合、遠藤だけではないと思うけど、出している音の良さによって喚起されるイメージの広がりが異なる。もちろんリコーダーとかでも作れるんだけど、何だかバロックみたいになっちゃったりする感じだね。
このDS-10は、「音波を直接作ってます」という暴力的なアナログシンセのサウンドで、70年代の空気を強引に引っ張り出す。
「パッケージ開ける」「起動する」「何だかわからん」「とりあえずデモ」「シーケンサー動かす」「鍵盤で遊ぶ」「もうちょっと○○したいな」「説明書出す・・・厚っ!」「クイックリファレンス見る」「面倒なので、適当にやってみる」「わけわからなくなる」「しかたなく説明書見る」・・・ここまで説明書がいるソフトは久々だったよ(笑)
DSだから仕方ないんだけど、文字とかが小さくて読めない。多分liteだけ使って開発したよね、旧型を使っていたらストレスになっちゃうだろうと予測されるレベル。まぁ、慣れちゃえば問題ないんだけどね。
もう1つ、デモを流しながら説明書を読んでると、ベースの最低音がB♭なので音感がズレる。遠藤はトランペット奏者でもあるので、B♭は鬼門なのだな。まぁ、これも自分で作り始めたら思い出の一つでしかないんだけど。
使い込んできての不満は、鍵盤の数が足りないってことかな。ショパンのスケルツォの2番とかが好きなピアノ派の遠藤は、電子キーボード系だと辛い(T-T)。Polyphonic Ensembleも61鍵だったかな、狭い部屋に閉じ込められるみたいな気分だったのを覚えてる。
文句は書いたけど、好きな人なら迷うことなく買い!佐野君ありがと!
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