【アニメ】ドルアーガの塔 11話(ネタバレ注意) | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

【アニメ】ドルアーガの塔 11話(ネタバレ注意)

 4月から始まっている「ドルアーガの塔」のアニメも、いよいよ次週が最終回になった。今回の11話は、ドルアーガ戦の前編なわけだが、色々な伏線が回収されたり、新たな伏線が敷かれたりで、最後に向かって盛り上がっている。


 武器関係で言うと、8話で出てきた石板がドルアーガを封じるカギになるらしいし、10話でニーバが持っていた箱の中身が、今回で虚無の矢であることが確認された。


 「虚無の矢」がスーマールで13本だけ作られたという話になっているが、遠藤的にはスーマール皇帝バララントを操っていた、アンシャーという邪神が作り出したものなのではないかと推測している。アンシャーってローブの中は「虚無」でできている風だしね。


 アンシャーはドルアーガの部下として働いていたわけだが、いずれはドルアーガに取って代わろうとしていたのは明らか。ギルにドルアーガ討伐を吹き込んだのはアンシャーであるのは周知のことなので、虚無の矢くらい作っていてもおかしくはない。


 BCS的な問題としては、アンシャーがスーマールを支配していた時代に、弓矢という武器は登場していないってことだね。そんなところとの整合性を取るために、矢尻のカートリッジみたいな設定にしたのでは、とも思う。ここ、アニメスタッフに任せきりの部分なのでwww


 アーメイの槍も、たまたま「Blade Cusinart'」と呼ばれる武器を彷彿とさせるし、これがドルアーガに刺さったというのがちょっとうれしくもある。メルヴィルの「白鯨」のような状態なんだろうね、もちろん結果がどうなるかは知ってるけど、次回に含みがあって楽しい。

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 ゲームの場合は、内容について事前に語ってもいい場合がほとんどだけど、アニメは単なるネタバレになってしまうので、公開できない情報が頭の中で渦巻いてて、結構フラストレーションが溜まる。

 来週になれば、全部話してもよくなるわけで、やっと何かから解放される感じがするのが不思議。