~その4の続き~


少しして


貸したお金の返済の催促を母親にすると


顔色が悪かったのです


何かあるな・・・と思い


母親に事情を聞いてみると


どうやらその夜のパート先で知り合った男性に


多額のお金を貸していた上に


カードローンで出来る範囲での


生活の援助をしていたとのことでした


何故、そのような事をしていたのか問い詰めると


そのお洒落な男性は


とある事務所の経営者で


少し前に、前の奥さんと離婚をして


ゴタゴタがあって事務所を畳んだが


また再開をするために今動いている


事務所を開く物件は見つかったのだが


契約金を早くに入れないと


その物件が他の方の手に渡ってしまう・・・


その業界の組合に資金提供の申請がしているんだが


契約期限に少し間に合わないということで


母親と、同じ夜のパートの人がどうにか工面をしていた・・・と


傍から見たら怪しさ全開の話をされました



今まで使えていた連絡手段では繋がらず


詳しい身元もわからない男、所謂詐欺師に


まんまと騙されたわけなのでした



もうちょっと続きます

~その3からの続き~


夜のパートに入り始めた母親


とはいっても、


クラブとかスナックとかお酒を注ぐような仕事ではなく


24時間営業のサウナ屋さんの中の店で働く仕事でした


そこで逢ったのが


お洒落なスーツに身を包んだ同年代の男性


どうやらその店の常連だったらしく


何度も顔をあわせる度に


職場の同僚も交え、


休日に遊びに行く仲にまでなったのです


映画を見たり、酒屋へ飲みに行ったり・・・



その頃から


母親からお金を貸してほしいという


お願いが増えてきました


多い時は40万ほど必要だという時もあり


さすがにそんな大金がない私は断りました


それでも可能な限りは手助けをしたいと思っており


以前パソコンを購入するために作ったJCBカード等で


どうにかお金を工面して渡したりしてました



・・・それが間違いだったと気づくのは少し先の話でした



さらに続きます

~その2からの続き~


離婚から1、2年ほど経ち


生活が安定してきた頃


父親との同居話が浮上してきました



1、お金をきちんと入れる


2、借金はしない(整理したので出来ない)


3、ギャンブル・タバコはやめて お酒も控える


4、色々な物事において節約する



という条件のもと、


再び同居することになりました


その際、前の家では何かと手狭ということもあり


少し広めの借家へ引っ越しました



しかし、


やはり一度縁が切れた二人の仲が良いはずもなく


顔を合わせれば喧嘩をするようになりました


そうなると面白くない父親は


外出する機会が増え


必然的に家にお金を入れなくなり


また家計が苦しくなりだしたのです



そこで苦肉の策として


母親が、夜もパートに入るという事になりました


それが原因で事件が起こるとは


その時の誰も予想をしていなかった



またまた続きます・・・