この日のアーティストは、
The Zzyzzx
Masta Ace
The Bizarre Ride ( Formerly The Pharcyde)
Roxy Theater へは以前行ったことがなかったので、実際撮影がどうなるのか、ネットで探した屋内写真を元にイメージトレーニングしていきました。
会場は11PM開演だったのですが、当日 Roxy Theater の目の前の通り "Sunset Boulevard
" では、"Sunset Strip Music Festival" という、道路を数ブロック封鎖して行われる屋外音楽イベントがあったので、開演直前まで Roxy Theater の前は人でごった返していた。
Delicious Vinyl の社長 Mike Ross氏 と Masta Ace

バックステージで
Fatlipと、おねえさんたち。

片方のおねえさんはアメリカでかなり有名なセクシー女優さんだと後日気づきました。
DEE BARNES

彼女はラッパーで、アメリカのFOXというテレビ局で放送されていたHiphop番組、"Punp It Up" での番組MCもしていました。
当日はイベントのホストMCをやっていたのですが、さすがは当時テレビでMCをやっていただけあってとても力強く、会場のヴォルテージを上げていました。
Mellow Man Ace

ラティーノラッパーとしてのパイオニア的存在である彼は、Cypress Hillのオリジナルメンバーでもあります。
当日は彼の息子 Cazal Organism と一緒に組んでいるグループ、The Zzyzzx としてライブをしていました。
Cazal Organism

彼はまだ17歳なのですが、卓越したビートメイクのセンスと、ラップのセンスをもっています。
一度僕がDelicious Vinylのショップで働いていたとき、彼がお店へ遊びにきて、突然持っていた彼のパソコンとポータブルキーボードでビートメイクを始めた時、僕は彼が将来のHiphopシーンを引っ張っていく存在になることを確信しました。
The Zzyzzx
Masta Ace


ニューヨーク、ブルックリン出身の Masta Ace は80年代、JUICE CREWというHiphopの伝説的なクルーに所属していました。
Masta Ace といえば、Born To Roll など、数多くのヒットを出したラッパーです。
Delicious Vinyl からは、90年代に Incorporated, SlaughtaHouse, Sittin' On Chrome等をリリースしています。
ライブ中の Masta Ace の動きがとにかくかっこ良かった。硬派というか、男気あふれるというか、初めての彼のライブで写真を撮ることができてとても光栄でした。
Fatlip

"Whats up Fatlip" でもおなじみのFatlip。予測不可能な性格、遊び心のあるリリック、フロウでファンからも人気者。彼がステージに現れた時のオーディエンスの反応がすごかった。
J-SW!FT

あの、90'sクラシック "The Bizarre Ride 2"

でほとんどの楽曲をプロデュースしたのが彼、J-SW!FT。
おそらく、僕の人生の中で一番ヘビーローテーションしていたアルバムですが、そのアルバムの中に収録されているイントロや、インタールードのキーボードを実際にライブでも演奏していました。
Slimkid3

彼はラップをしても、歌を歌ってもピカイチかっこいい。The Bizarre Ride 2 に収録されている僕のフェイバリット曲 "Otha Fish" では絶妙なヴァイブスで歌を歌っています。
L.A. Jay

"The Bizarre Ride 2" に収録されている、 "Otha Fish" は彼のプロデュース。
彼は The Bizarre Ride のツアーではDJをしています。
K-Natural ( From Wascals)

彼は元々、Delicious Vinyl に所属していた "The Wascals" のメンバーですが、 "The Bizarre Ride 2" ツアーでは他のメンバーと共に観客を熱狂させています。
DJ CEE BROWN

彼はロサンゼルスのDJで、The Bizarre Ride ツアーでは、ホストMCをしたり、The Bizarre Ride クルーのプロモーションビデオの制作等もしています。
当日の終盤はフリースタイルでオーディエンスを沸かせていました。
この3組が揃うことはなかなかないと思います。当日は Delicious Vinyl の歴史を見ることができでとても感動しました。
そして、レーベル設立から26年目のこのライブで自分自身が歴史の一部を撮影することができ、とても光栄でした。
ここに載せていない写真は僕のホームページからどうぞ。
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