そもそも劣等感とはどういうものなのでしょう?
ちょっとWikipediaで調べてみたら
こんなふうに書いてありました。
----------------------------------------------------------------------
《劣等感とは?》
主に人間の心(精神)に発生する感覚である。
人間は成長の過程で自我を発達させるが、
この段階で他人との競争意識が生まれ、
その競争面での挫折の結果が劣等感とみなされる。
-----------------------------------------------------------------------
さらにね、
そのあとに書いてあることが
かなり面白かったので
ちょっと長くなりますが
転記しますね。
-----------------------------------------------------------------------
解決の手段としては、
以下のような行動が見られる。
【反応1】
努力による改善
他の、得意とする分野で
優位性を持つことで解消する。
劣等感に対する認識を変える(認知療法)
【反応2】
劣等感を抱くこと自体を否定せず、肯定もしない。
何等かの合理的な理由付けをするなどして諦める
コンプレックス産業の提供するサービスを利用する。
【反応3】
優位性を持っている相手を貶すことで自分を慰める。
自分より下位にあると考える相手を貶めて自分を慰める。
抑圧して意識しないようにしてしまう。
自棄を起こして逃避する。
暴力を行使する。
アルコール飲料に依存する。
薬物に依存する。
架空の理想化された自己像を構築して、これに満足する。
------------------------------------------------------------------------
コンプレックス産業とはなんぞや???
という話ですが、、、
これはダイエット関連産業とか
美容整形にあたるそうです。
まあ、そういうくくりで言うと
自己啓発系のプログラムも入るのかも
しれません (^_^;;
--------------------------------------------------------------------------
話は戻りますが、、、
例えばね、プロゴルファーの石川遼くん。
わたしはゴルフはやらないけれども
例えばゴルフが趣味だったとして
石川遼くんよりうまく出来ないからと言って
劣等感に苛まれたりはしませんね。
当たり前だもの。
同じように
お医者さまは病気の患者さんの治療をしますが
かと言って、特別な人なわけではないし
他の人が劣っているわけではないのです。
人、それぞれ長所もあれば欠点もある。
あなたは、この世でたった一人の存在で
他の人とは同じではないのです。
なのに、人は
多かれ少なかれ
みんな劣等感を持ってしまう。
そしてそのために
いろんな場面で行動出来なかったり
幸せを逃してしまったりしています。
ではその劣等感は
どうやって作られるのでしょう?
ここで一番大事なこと!
劣等感は事実や体験によって作られるのではなく
それらに対する
自分自身の『評価』によって作られる、
ということなんですね。
じゃあ、その
『評価』の『基準』ってなあに?
というと、
これが自分自身の『基準』ではなくて
『他人の基準』で測っているんです。
つまり『他人の基準』で自分を見るから
他人よりも劣っている、と
感じてしまうわけです。
一種の自己催眠を
自分で自分にかけているようなものなのです。
---------------------------------------------------------------------------
こういった劣等感や
マイナスイメージの思い込みの多くは
おおむね幼少期に刷り込まれたものです。
「自分は走るのが遅い」と思い込んだ人は
どんな素晴らしいコーチがついて
どれほどの練習を積んだとしても
練習量に比例してタイムは伸びないのです。
そうして一度刷り込まれたイメージは
実は自分で自分はこうだ!と決めているので
それを表面的に変えようと努力をしても
あるいは努力すればするほど
さらに「こうである自分」を確認するだけで
根本的に変わることはありません。
そしてもう一つ、大事なことは
明らかに優れていると認められる人には
劣等感を抱かないということなんです。
つまり石川遼くんよりゴルフが出来なくても
なんとも思わないけれども
それが自分のゴルフ仲間だったとしたら
自分に近い存在だったとしたら
話は変わっているんですね。
ものすごい劣等感を持ったりするわけです。
これは実は裏返しで
太刀打ち出来ないと思う一方で
心の底では認めたくない。
ほんとうは『自分だって!!』の
裏返しです。
でもね
その葛藤こそが
バネになる場合もあるんです。
だから実は
劣等感って悪いことではなくて
人が人として
社会や所属するコミュニティの中で
成長していこう。
あるいはよりよく生きていこう、という
エネルギーにもなっていくのだと思っています。
まずは自分が
自分はどういう人間であると
“ 思い込んでいる ”のかを
考えてみましょう。
そしてそれは
ほんとうにほんとうの自分なのかを
もう一度見つめてみるところから
はじめてみませんか。
--------------------------------------------------------------------------
なかなか前に進めないあなたへ
『折れない心をつくるシンプルな方法』
10日間無料メール講座をやっています。
よかったら読んでみてくださいね。
折れない心をつくるシンプルな方法の購読申し込みはこちら
今日も読んでくださってありがとうございます♬