誠に勝手ながら、今回で一章は終了です。
今までありがとうございます。
そして、第二章もよろしくお願いします。
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もうすぐテストがやってくる。
国語、数学、社会、呪文、理科の5教科だけだが、すべてレオンの苦手科目である。
魔法の実技テストなら得意で高得点を叩き出す自身があるのだが。
残念ながら期末試験しか実技テストを行わない。
「魔法界に、初めに住み始めた種族は?」
「ウンディーネ?」
「え?ナイトフェアリーじゃなくて?」
「馬鹿じゃないの。正解は神族よ。」
リブの出した社会の問題に見事正解したのはバルゴラだった。」
「え?凄くない!?なんで分かるの?」
ジェミーが驚きの声を上げる。
「普通じゃない。」
バルゴラはノートに赤色の文字で何かを書きながら言った。
「では、その神族の族長の名前とされてるのは?」
「「デネブ・クレアドッツ・スターム。」」
バルゴラとアリエラがほぼ同時に答えた。
「長い・・・。」
レオンが率直な感想を述べた。
「でも、うちの情報だとフルネでくる率80パーなんだよ。」
ジェミーが教科書でそのやたらと名前の長い神様の想像図が書いてあるページを見ながら言った。
やがて眉をひそめて、
「あーもう。社会捨てる!数学頑張ろ!」
ジェミーが勢い良く教科書を閉めた。
「そういえば、ワークやってない・・・。」
リブも数学にとりかかる。
このような感じでレオン達はテスト勉強をしていた。
寮生活なので、友人同士でこの様に勉強会を開きやすくなった。
なので、たまに隣の部屋の子が、「ジェミー、リブー、勉強会しよう。」とやって来たり、「おねーちゃん!数学分かんない!」とピースが他3人と共にやって来たりするので、この4番室は賑やかな勉強会が毎日のように行われてる。
しかし今日は珍しく、誰も来ていない。
なので、とても静かである。
しかしその分、3番室に集結してる男子がうるさく感じる。
なぜか、サージアは勉強、スポーツ、性格、料理、魔法など、何でも手際よくこなす。
なので、テスト期間中は3番室に男子全員が集結する。
男子13人の内、7人がうるさい人なのでとてもうるさい。
女子にも、サージアに勉強を教えてもらいたい人はちらほらいるのだが、ちびっ子男子に追い出されるという。
静かに勉強が出来るのはいつになってしまうのだろうか。と考えながら、男子の声をBGMに4番室の面々は勉強を進めた。

そして、2日間のテストを終えた。
そして、テスト結果発表の日___。
クラストップは、サージアとリブが引き分けで、3位にジェミーと仲が良い子がいて、レオンは23位だった。
そして、27位(最下位)のスクルに「やーい!レインのバカー!女子力0ー!」とバカにされた。
「テストおつかれー!」
帰り道、ジェミーに声をかけられた。
「よっ、おつかれ。」
レオンも返した。
「ジェミー。」
アリエラの低い声が聞こえた。
「ひっ!何でしょう!?」
「あんたさぁ、散々、『デネブ・クレアドッツ・スターム』覚えろって言ったののさぁ・・・。」
「はっ、はいっ。」
「『デレブ・クリアドッツ・スターム』ってどういうこと?」
「間違えたんだよっ!」
「間違えたってどういうこと!?1日100回連呼させたよね?」
「ふええっ。」
ジェミーとアリエラのやりとりにレオンは思わず笑ってしまった。
皆も伝染したように笑う。
テストは散々だったけど、とっても幸せだった。
なぜなら、いつでも希望と元気をくれる仲間がここに居るのだから。
                                    
                                    終わり