実績、人柄、学歴、職歴、賞罰など、詳しいことは知りません。ただ、インターネット上では実名で、お年寄りを惨殺した名古屋大学理学部1年生の女子学生A子(19歳)が通学していた学校で、高校2年だった2012年6月に、タリウム中毒事件が発生した学校と名指しされています。殺人犯人A子と同じクラスの男子生徒が突然視力を失い、歩行困難な状態に陥った事件。

 週刊文春2月12日(2809)号の34~36ページには、この薬物中毒事件後すぐに生徒の間で、日頃の言動から女子学生A子が怪しいと噂になり、先生にも報告したのに、事件は未解決になったと記載されています。

 週刊新潮2月12日(通巻2976)号(新潮社発行)の130~133頁には、「実は当時、生徒の間から、“普段から薬がどうのこうのと話しているA子(週刊新潮では本名で記載)が怪しい”との声が上がり、学校側も把握していたのですが、それを伝えて警察と連携することなく、うやむやにしてしまったのです(学校関係者)」と載っています。文末でも、「事を荒立てぬよう汲々とした学校」と表現されています。



オニ3


 今回の事件の責任が、殺人鬼A子と、両親の責任であるのは明白です。猫の連続惨殺事件や、同級生の男子生徒の毒物中毒事件など、何回も、父親や母親たちには、娘の異常・犯行に気づく機会はあったのに、残念です。週刊文春には、「家はゴミ屋敷、母は育児放棄、同級生に“タリウム”」と書かれています。

 家庭に問題があったとしても、学校が正直に宮城県警察に、異常行動を繰り返していたA子の情報を伝えていれば、事件を解決でき、失明など突然の悲劇に襲われた男子生徒ももっと早く正しい治療を受けられたのではないでしょうか?職員会議や理事会などで、県警には内緒にして、男子生徒には泣き寝入りしてもらうという決定をして、教師や事務職員にかん口令をひいたとしか考えられません。少なくとも、当時の校長、教頭、生活指導、学年主任、クラス担任、理事長、事務局長などは、生徒たちの“薬物疑惑”を知っていながら、警察や被害者・保護者に隠していた可能性が非常に高いので、真実を語るべきです。このままむやむやにされては、毒を盛られた男子生徒や関係者の方々が気の毒すぎます。



鬼3


 それにしても、週刊新潮に掲載されている本名は、ネコやハムスターの連続殺害や、同級生毒殺未遂や、高齢女性惨殺事件を起こすとは思えない名前です。殺人鬼には、もっとも相応しくない名前のひとつです。

 また、名古屋大学では去年(2014年)、不審火も多発していたので心配です。