栃木県で悪質なブリーダー(繁殖業者)が犯人と思われる、チワワ・トイプードル・ミニチュアダックスフント・コーギーなど70匹以上の小型犬の遺体が発見される事件が起きています。毎年、冷酷非情な繫殖屋により、日本各地で繰り返される純血種の犬や猫の悲劇に胸が痛みます。栃木県警察が一刻も早く、この動物虐待犯人を逮捕してくれることを望みます。そういえば盲導犬オスカー刺傷事件は、フォークかナイフで刺されたのではなくて皮膚病の勘違いだった可能性が高いみたいですねパンダ



神社のネコ?


ところで最近、京都でも看板ネコのいるお店が増えてきたので、看板猫のいる飲食店で、猫も人間もどちらも快適に過ごせるヒントというかマナーを紹介するシリーズを始めます。その前に、猫カフェ&猫喫茶、看板猫のいるCAFE&喫茶店、ドッグカフェの違い・意味・定義をまとめておきます。なお、こんな記事を書いていますが、猫カフェには一度も行ったことがありません。ドッグカフェもフクロウカフェもそれぞれ数回しか行ったことがありません。なので、猫カフェとドッグカフェについてはインターネットで得た情報や、常連客の方のお話しに基づいていますしし座



野良猫?


【猫カフェ・猫喫茶・フクロウカフェ】 複数の“猫スタッフ(猫店員)”が常駐していて、いつでも猫がいるお店。時間制料金(最初の1時間が1000円ぐらい)で、ドリンクのみのお店も多い。自分の飼い猫など、生き物を持ち込むことは厳禁。入店時の手洗いや消毒などが義務で、いろいろなルールが明文化されている。最初の入店時に利用ガイダンスを受ける。お店のホームページ(ブログ)が充実しているので、初めて訪問する前に予習ができるので安心。フクロウカフェもこのタイプ。完全禁煙にゃー


【看板猫のいるカフェ・喫茶店・飲食店】 お店の人の飼い猫がたまたまお店にいるだけで、カフェ・喫茶・食事がメインのお店。飼い猫が気が向いた時だけお店に出てくるので、いつも猫がいるわけではない。看板猫が一匹だけのお店が多い。寂しがり屋の飼い猫が、自分でドアをこじ開けてお店に出入りするようになったパターンがほとんどで、開店日から看板猫がいたケースは聞いたことがありません。自分の飼い猫など、生き物を持ち込むことは原則禁止。入店時の手洗い・消毒は義務にはなっていなくて、利用マナー・ルールはお客さんの良心にたよる。禁煙のお店がほとんどで、禁煙でないお店でも猫が店内にいる時は喫煙しないのがマナー。特に、子猫、妊娠中&子育て中の猫、年老いた猫、病気の猫がいる場合や、猫の体調や機嫌が悪い時は禁煙が常識ですブタネコ


【ドッグカフェ】 愛犬を連れて行っても大丈夫なカフェ。お店の犬がいない場合もあるけど、もともとお店の人の犬と戯れるためのカフェではなく、自分と愛犬が一緒に入ることができるお店。ただし、トイレのしつけなどのマナーと狂犬病などの予防接種を受けさせている愛犬しか同伴できない。大型犬不可のところもある。時間料金制ではなく、普通のカフェ・喫茶店と同じく注文制で食事もできる。犬専用メニューがあるお店が多く、愛犬家の社交場のような役割りも果たしている。お店のサイト(ブログ)が充実しているので、初訪問の前に予習可能。テラス席を除き、完全禁煙しっぽフリフリ



のらねこ

自分のペットと一緒に入店できるのは“ドッグカフェ”だけで、料金が時間制でドリンク中心で利用ルールが明確なのが“猫カフェや梟(ふくろう)カフェ”、もっとも自由でちゃんと食事も可能で、お客さんのマナー・常識にまかせているのが“看板猫のいるカフェ・喫茶・飲食店”です。つまり、“看板猫のいるカフェ・喫茶・飲食店”が、一番とまどうと言うか、利用客の良識が問われるお店です。でも難しく考える必要はなくて、ねこへの思いやりと最低限の猫知識があれば大丈夫ですネコ



〈看板ネコ・飼い猫のいるカフェ、喫茶、飲食店の利用マナー&ルール&掟の1〉