2010年4月23日
この日はどうにもこうにも気分が乗らず…
病院へ行く?行かない?
真剣に迷ってしまった
何が嫌って自分でも原因が分からない。
この二日前に友人に会って、美味しいランチして
病気になる前と変わらない会話して
ショッピングして、どこか自分の中の一部分が『私は健康』
と、勘違い起こしたのかも
CEFのような副作用はないといっても
毎週、毎週採血して、点滴してその日は一日潰れて…
一週間が早い早い。
一回くらいお休みしてもいいんじゃない?
悪魔の囁きが聞こえたけれど
この一回を自分のワガママで休んだせいで後悔もしたくない
思い腰を上げて一時間遅刻で病院へ向かいました
途中PASMOにチャージしようとバッグを探ってビックリ
お財布が…無い
とりあえずカードケースに『もしも一万円』が入っているので行けるけど
支払いが出来ない。診察券も無いし。
病院へ電話したら、お会計は後日で構わないから来てくださいと。
申し訳ない…
点滴前の診察で、前回のエコー結果を聞きました。
私の癌様、しこりが一つではなく
親玉の上に二つ小さなしこりがあったらしく
まるでミッキーの顔みたい。
私、この日まで全然そんな事知らなかったんですけど…
それとも以前は画面で説明されても、耳に入っていなかったのかな??
ちょっと動揺しながら先生の説明を聞きました。
ミッキーの耳は当初のサイズから半分くらいの大きさになり
ほぼ消えかかっている事、親玉もサイズの変化はないものの
厚みが薄くなっているようで、パクリも効いているようです。
12回終わるまでどこまで小さくなるかな?
その後の点滴で看護師さんから
『リンゴさん、今日は診察混んでましたか?』
と聞かれました。
あっ、今日いつもと時間違いますもんねぇ…
『今日はどうしても来る気が起きなくて…迷ってたら遅くなりました。すみません』
って謝ると
『え~、私だったら今回だけじゃなくて毎回行きたくないって思うと思いますよ。』
励ましてくれました。
看護師さん、ありがとう
そしてルート確保時にアクシデントが
一度目の手首内側、失敗。
二度目の手の甲、失敗。
三度目どこに刺そうかすんごく探されて
落ち着いたとこが肘の内側の5センチ程下の部分。
ビビリーナの私はここ痛くないですか?とか聞いちゃいましたが
手の甲より痛くないと思いますが、分かりませんと先生。
そりゃそうですよね
無事にそこで確保OKとなり点滴開始
何度も先生に謝られましたが、仕方無いですもんね。
ずっと点滴を続けていると、血管が逃げやすくなって
うまく入らなくなるそうです。
看護師さんが後から説明してくれました。
マイ血管も逃げ出したいんだね~…
それにしても失敗したところ痛すぎ
こうして多少痛い思いをしながらも無事に終了。
現在も三つの針跡が痣として残っています