プロローグ鏡をみるたびにおもってた。自分と完全に同じ人間が、別の世界にいて、まったく同じ動きをしてるんじゃないかと。自分と同じ顔のやつが、もう一人いるんじゃないかって。でも、一昨年の春それが現実になったんだ。ほんとに短い三ヶ月の間だけだったけど、僕は、僕と会話した。