年末に3件続いた腕時計のオーバーホールですが、最後に出したものがやっと戻ってきました。
エクスプローラーⅡ(Ref.16570)というモデルです。
赤い針が付いているのは、もともと洞窟探検用に作られたモデルで、ベゼル(文字盤の周りの数字の部分)で0時~24時の何時なのかわかるようにするためです。
俗にいうGMT機能というものですが、ROLEXだとエクスプローラーⅡとGMTマスター(Ⅰ・Ⅱ)というモデルに搭載されています。
↓前面 トリチウムヤケが少し発生しています
↓後面
兄弟モデルのエクスプローラーⅠ(Ref.114270)と並べると、下の写真のような感じ。右のエクスプローラーⅠが36㎜で、左のⅡが40㎜なので、差はあるはずなのですが、改めて並べてみるとそこまで違うようには見えないですね。
後ろを比べると分かりますが、このエクスプローラーⅡは20年以上前に作られたもので、いわゆる「シングルロック」と呼ばれるバックルになっています。
留め具が一つだけで、ダブルロックのエクスプローラーⅠと比べると、ホールド性に劣りますが、特に使用中に外れたことはありません。
同じシングルロックでも、スピードマスターなんかはバシバシ外れますね

そして、文字盤夜光はトリチウムなので、半減期をとっくに過ぎていることから、もう暗所でも光ることはありません。
このモデルは、2011年にモデルチェンジするまで約20年以上も作っていたので、途中から(1996年ごろの所謂「T番」が境目)ルミノバという夜光にマイナーチェンジされています。
こちらは半永久的に光るので実用的ではありますが、アンティークっぽさは大分減退します。
↓文字盤下の「SWISS-T<25」はトリチウム仕様を示しています
洞窟探検用のモデルですが、意外とスーツにも合わせやすいので、赤いネクタイに紺色のスーツのときによく着用しています。
多分、私自身は残りの人生で洞窟探検をすることはないと思いますが、人生探検のオトモとして、生涯大事に使っていければいいなと思います
