朗読劇に行ってきました![]()
極上文學 『夢十夜』
会場はシアターサンモールです。
全8公演行われましたが、マルチキャスティングという事でどの回も被らないキャストの組み合わせ。
私は廣瀬くんが出演された1/19の夜公演と1/21の昼公演を観劇しました。
1/19は…
蝶:小野健斗さん
百合:廣瀬くん
時:根本正勝さん
書生:椎名敦士さん
1/21は…
蝶:Kimeruさん
百合:廣瀬くん
時:中村龍介さん
書生:久保慶太さん という組み合わせでした!
エントランスには沢山の綺麗なお花が![]()
ロビーにも沢山飾られていました(^-^)
座席に着こうと会場に入ると、そこはもう夢の世界。
薄暗い中に、露の滴る音。
中央には紫色に染まっているステージがぼんやりと浮かび上がって、
スクリーンには蝶が舞うように映し出されていました。
舞台は何とも幻想的で妖艶、時に恐怖すら感じる不思議な夢の世界でした。
妖艶な仕草や力強い表情、言葉に狂気があったり、ゾクッとする程不気味な雰囲気…
キャストの皆さんの表現力に脱帽です。
衣装や小道具、動きもつけて作品を作りこんでいて、朗読劇ではなく演劇を観ているようでした。
音楽やキャストの本の閉じ方などのタイミングも絶妙で、演出も良かったです。
朗読劇のクオリティ高いなぁ…!
オムニバス形式で何話かをピックアップされ上演されたのですが、
どのキャストさんもメインの蝶・百合・時だけではなく
話によって女性役・男性役・子供役と様々な役を演じられました。
ある意味、役者としてのふり幅が試される舞台でもあるかなぁと感じました。
キャストさんによって役の解釈が違うので、公演ごとに違った表情を観れた作品でしたね(^-^)
ちなみに『こころ』のお話も入り混じっていました。
ちなみに演じられた話と順番はこちらでした↓
※以下ネタバレになっておりますので、知りたくない方はお気をつけくださいませ。
オープニングはダンサーによる滑らかで美しいダンスと、蝶を操るアンサンブルの
「序章」とも取れる演出が、更に幻想的に夢の中へ誘ってくれます。
第一夜(蝶・百合・時の話)
↓
第六夜(運慶の話 自分=蝶役キャスト)
↓
第三夜(盲目の子供の話 自分=時役キャスト 子供=百合役キャスト 妻=蝶役キャスト)
↓
第四夜(爺さんと蛇の話 子供=全キャスト 赤眞さんのコーナーあり)
↓
第七夜(大きな船の話 自分=百合役キャスト)
↓
第五夜(神代の昔の話 自分=百合役キャスト 大将=蝶役キャスト 女=時役キャスト)
↓
第八夜(床屋の話 自分=時役キャスト)
↓
第一夜(蝶・百合・時+書生の話)
各話の合間に書生の語りやアンサンブル&ダンサーでの演出がありました。
書生の存在が『こころ』に通じているのかと思います。
ここから廣瀬くん贔屓目の感想です(^▽^;) スミマセン![]()
廣瀬くん演じる百合が本当に妖艶で…![]()
表情や動きはもちろん、視線や手の動きまで女性でした。
19日も21日もそうだったのですが、特に19日は素晴らしくエロかったです(笑)
魔性の女性とでも言うのでしょうか、何か裏があるような、男を誑かしているような。
健斗くん(蝶)が相手だと、百合が甘えているような感じがあったんですよね。
これは憧れの健斗くん故なのかな(笑)
あと、個人的にポイントだったのが身長差!
やっぱり男女という設定だと気になってしまうもので(^o^;)
健斗くんの蝶も色男な感じでとても格好良かったです!
Kimeruさん(蝶)の回では、蝶が大きな愛で包み込んでいて百合を可愛がっている感じ。
少し歳が離れている男女、と勝手に妄想してしまいました。
愛しんで頭を抱き寄せる蝶と身を任せて凭れ目を閉じる百合が儚く、優しかったです。
第一夜の、蝶に凭れ掛かり肩を抱かれながら2人で手元の「星の破片」を見ているシーンは
とても美しく幻想的で、悲しいながらも大好きなシーンでした。
第六夜は、蝶役キャストが演じる男が運慶に倣って薪から仁王を掘り出そうとするのですが、
薪役のアンサンブルの方々のリアクションが面白かったです(笑)
このお話は、言葉や言い回しが難しくてとても大変そうでした…!
でも、健斗くんもKimeruさんも素敵だった(^-^)
第三夜では、盲目の子供を演じられたのですが、怖かった(((( ;°Д°))))
虚ろな目で無表情かと思ったら、淡々と話したり、笑い出したり、奇声を発したりと
クルクルと変わる表情にゾクッとしました。
この話では、時役の根本さんと中村さんから創り出される、もの凄い緊迫感ある世界に息を呑みました…!
第四夜では、同じ子供役といえど第三夜とは真逆の純真無垢な子供。
3人のキャストがキャッキャしながら登場しました(笑)
「手拭いが蛇になる」と言う爺さんに大はしゃぎする3人、飛び跳ねたり床に転がったりww
根本さんのはっちゃけっぷりが面白かったー(笑)
ここでは、話に出てくる「手拭い」を使ってものボケを披露する赤眞さんのコーナーがありました。
キャストが1人1人披露していくのですが、19日では廣瀬くんの無茶振りで赤眞さんも披露する事に(笑)
前の話のホラーな雰囲気からガラッと変わって会場大爆笑でした(*^▽^*)
第七夜では、廣瀬くんは青年として演じていました。
こちらも不思議な話で、なかなかに表現力を要するお話でした。
自分は何故か大きな船に乗っていて、退屈過ぎて何もかも全てが嫌になり、船から身を投げる…
刹那、飛び込んだ事を後悔する、という話です。
飛び込んでいる瞬間の後悔の念を吐き出すくだりと、海へ飛び込んだ後の動き、表情が印象的でした。
第五夜では、捕虜の男役。
このお話がいちばん好きで、強く印象に残っています。
凛とした表情で力強く、時折切なく語る廣瀬くんが素敵でした。
最後の台詞『この蹄の痕の岩に刻みつけられている間、天探女は自分の敵である。』
ここの廣瀬くんが悔しさ・悲しさを噛み締めて声を絞り出すように語っていて本当に素晴らしかった。
深い憎しみに燃える表情は迫力があってゾクッとしました。
第八夜では、時役のキャストさんが床屋にいる男役。
床屋の鏡に次々と映し出される情景に話が進んで行きます。
しかし、何とも床屋の主の雰囲気が不気味でした(´ω`;)
この何とも不思議な感じも夢ならではのお話ですね。
ここでは書生も鏡に映ったりして、自然に「こころ」の話に繋げる演出も良かったです。
そしてラスト。
「あなたがこれを読んでいるという事は、私はもうこの世にはいないということでしょう」という
遺書を見た書生は先生(蝶)のもとへ。
そこには横たわっている蝶と、その横に付き添う百合。
「あなた…」と、布を広げて蝶を誘う様は妖艶でしかありませんでした…。
それに何の疑いもなく百合のもとへ誘われる蝶。
蝶の肩に顔を埋める百合が布越しに客席に向ける視線は何とも艶かしくて美しい。
「行っては駄目だ、先生!!」と叫ぶ書生。
ここの椎名くんの演技がとても素晴らしくて、鳥肌が立ちました。
「果たしてこれは誰の夢なんだ!?」と、Kimeruさんが演じる蝶の狂気じみた壊れ具合が
とても衝撃でした。
真っ赤な雪(紙吹雪)が舞うシーンで終演。
大量に降ってくる紙吹雪は何とも綺麗で残酷。
それでも、紙吹雪のなかには蝶型のものも混じっていて最後まで幻想的でした。
来月にニコ動配信が決まったそうです!
観劇をしたら、他キャストさんの公演も気になってしまったので、観ようと思います♪
楽しみですね(≧▽≦)ノ
こちらは公演のパンフレット・クリアファイル・ブロマイド(廣瀬くん)
デザインが素敵だったので、フライヤーとチケットも一緒に![]()
右下の赤い蝶は、ラストで降ってきた紙吹雪に混じっていた蝶です(^-^)
記念にいただきました!





