”菩提心”とは、我欲を捨てること

◎期待はせずに、気長に待つ

 

なぜ、不平不満を言うのか。それは、自分の欲望が大きすぎるからではないのか。

欲を小さくすれば、不平不満は消える。そして、ああよかったと満足する。

 

どうしても100万円は欲しいと思っていたところ、70万円しか入らなかったら

「ちょっと足りないんじゃない」と不平が出る。

せめて、50万円あればなんとかなる、と思っていたところ70万円入ったらどうか?

「ああ、よかった」と安らかに満足する。

 

我が子に対しても同じ、なぜ文句が出るのか?

「明るく元気であればいいさ」「みんなになんとかくっついていければいいさ」

と思っていれば文句どころか、子供を褒めてやりたくなる。

 

「菩提」とは、我欲の迷いから目を覚ますことである。

期待はいいが、決して過期待はしないことである。

坐禅をいくら組んでも、我欲と期待の強すぎる者は、迷いと不安から逃げられない。

「菩提心」とは、我欲を捨てて、身軽になることである。

 

*超訳 般若心経

"すべて”の悩みが小さく見えてくる

三笠書房

より抜粋