大阪を離れてスグ、日本列島を横断する飛行機の中で既に前兆はあったのです。
ANAの機内誌『翼の王国』に掲載されていた“大阪の食文化”特集。
そのコーヒーにトロリとコーヒーフレッシュ(これも関西独特の表現だが)をたらし・・・
いやいやいやいや・・・。
「コーヒーフレッシュ」は全国共通語でしょう。
フレッシュって言いますよね、あのコーヒー専用のミニカップに入った生ミルク。
あれをコーヒーフレッシュと呼ばずして何と呼ぶのでしょうか。
あれが関西限定なんてありえないですよ。
きっとこの記者の勘違いでしょう。
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さて、飛行機でひとっとび。
ばびゅんっ とたった2時間で新千歳空港へ降り立ちました。
こないだ、丸半日かけて函館まで電車でやってきたのがウソのようです。
メンバーたちとも約2ヶ月ぶりの再会。
ちょっぴり緊張しつつ、今夜の宿泊場所へ向かいます。
ツアー中、イロイロと私に細かい指示をしてくれた、やさしいS田さん。
車の中でも話しかけてくれます。
S田さん 「明日はワッサムの公民館での公演だからね」
大まかなスケジュールは事前入手していたにも関わらず、
一瞬何を言われたかわかりませんでした。
コサカ 「ワッサム?????ワッサムて和寒のことですか!?」
「和寒」。だって普通に読めば「ワカン」でしょう。
ワッサムが地名だと気づくまでに、時間がかかってしまいました。
その後、次々と発覚する「読み間違い」の数々!
どうやら私は言葉の通じない、北海道という異国にやってきてしまったようです。
【比布】 ・・・ ヒフ じゃなくて ピップ (ピップエレキバンはここで生まれた)
【和寒】 ・・・ ワカン じゃなくて ワッサム (かわいい♪)
【美唄】 ・・・ ミウタ じゃなくて ビバイ (読めないっ!)
もしや!と思ってきいてみました。
コサカ 「コーヒー用の小さいカップに入ったミルクのこと、
フレッシュていいますよね・・・?」
S田さん 「言う言う!」
ほーらやっぱし間違いだったでしょう、と安心した瞬間
「フレッシュ?言わないよ言わない!」とそれ以外のメンバー。
実はS田さんは奈良県出身、関西人だったのです。
北海道では(関西以外では)ただ単に「ミルク」と呼ぶのだそうです。
● バンドエイド は サビオ
「サビオ」とは「バンドエイド」と同じく商品名。私の父母の時代はけっこう幅をきかせていたらしいが、現在はバンドエイドの圧倒的なブランド力に押されて2002年に販売。しかし北海道ではサビオのシェアが圧倒的に高かったため、現在も「サビオ」という呼び方は顕在。
● スノージャケット は アノラック
元はアラスカ先住民のイヌイットが着るアザラシ皮の上着のこと。両親に確認したところ、彼らが幼いころは関西・四国でも「アノラック」と呼んでいたとのこと。現在の若者にはすでに通じない言葉となっているが、アラスカと同じように冬が厳しい北海道では「アノラック」という呼び方はまだまだ現役。
● トイレにはヒーターがついている
和寒の公民館のトイレにはパネルヒターが設置されている。疑問に思ったコサカが「これって普通ですか?」とたずねた所、「なかったらパンツ下ろす気がしない」と説得力のある回答をゲット。
● ヤキトリは鶏肉ではない(場合がある)
北海道ではヤキトリが豚肉だったりする。理由は不明、ウィキペディアで調べてみたものの不明。「トリ」でないのに「トリ」と呼ぶ、そこらへんの歴史をご存知の方、募集中。
● 大阪で食べるシシャモはシシャモではない
「シシャモ」は北海道南部の一部でしかとれない。実は、普段私たちが口にしているのは「カペリン」という別種の魚。北海道で食す本物の「シシャモ」とは別物で、本物は刺身で食べると美味。
● 赤飯が甘い
甘納豆で炊くという驚きの調理法。お菓子なのか、ゴハンなのか、確認しようとしたが意見が別れ実態は不明。ただし甘い赤飯も祝い事の席に登場する、というその位置づけはまったく変わらない。
まだいろいろありますが、しつこいのでここらへんまで。
文化の違う異国にやってきたコサカ。
無事スタッフの仕事をやり遂げられるのでしょうか。
トイレにヒーターは必須 これが本物のシシャモ(手前)
親子丼のようなエビ丼(普通?) ホタテは仕出し弁当のレギュラーメンバー
(過剰反応しすぎ?)
「からあげ」は「ザンギ」と呼ぶ
<つづく>