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event walker ☆ イベントウォーカー

オモロそうな人が集まる所ならどこへでも。
日本全国津々浦々。人とのふれあいを求めて旅する「イベントウォーカー コサカユウコ」がお送りするイベントレポート。
謎のミュージシャンから、正体不明のおじさんまで。
この世界は、オモロイ人との出会いで溢れてる!!

ひとおり搬入が終われば、メンバー達は各自リハーサルの準備に取り掛かります。

ひたすら「つぎは何をしましょう?」「やることないですか?」と聞きまくって仕事を捻出します。


だけど初めてお手伝いさせていただくバンド。

8月の芸術祭でご一緒はしたものの、彼らは出演アーティストというよりも

運営スタッフだったしお話する時間もほとんどありませんでした。

スタッフとして参戦したくせに、彼らのコトをぜんっぜん知らないワタシ。


普段はどんな雰囲気でやってんのかな?

どんな風に時間を使うんやろ?

やっぱそれぞれ集中してるから、あんまり話しかけちゃアカンのかしら・・・。

と、微妙な距離をキープしつつ、探り探り、時々ちょいと挙動不審になりつつ働きます。


そんな準備中の会場にフラっと入ってきたのは、学校帰りの小学生。

ランドセル背負った子供が、舞台のセッティングをじーっと眺めてる、変な光景です。


今回は公民館でのライブ。

市民の集いの場でもあるので、準備中でも人がおかまいなしに入ってきます。

北海道らしいそのおおらかな感じがおもしろいです。


とってもマイペースな彼女。

「どうしよう?」「なにしよう?」「ジャマかしら?」とオタオタするワタシとは対象的でした。



【教訓】のどかな北海道でオタオタしてると、

    自分の器の小ささを痛感する




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<つづく>








北海道上陸2日目。


いよいよお仕事スタートです。

事前に「物販を中心にお願いすると思います」と言われてるものの

他にはどんなことをすればいいんだろう?


メインメンバー4人

サポートメンバー1人

音響1人

照明1人

スタッフ(私)1人


と非常にコンパクトなメンバー構成。

だからやるべき仕事はたくさんあるハズなのです・・・。



まずはパズルの様にフルに荷物をつめこんだトラックから会場へ、機材を搬入。

「運ぶだけでしょ、これなら私にもできそう!」と張り切ってスタートしたのですが・・・。


太鼓やら、音響に使う機材やら、どれも大切なものばかり。

傷つけたら大変!!

壊したら大変!!

専用のカバーに包まれた中身のナゾの物体たちを、恐る恐る運びます。


大きいから、と気合を入れて持ち上げるとむちゃくちゃ軽くてヨロけそうになったり

小さいからイケるだろう、とナメてかかると異常に重かったり。


ただ単に運び入れるだけで心臓バクバク。

力の入れどころがわからないから、変な持ち方をしてツメがバキバキに割れました。



【教訓】軍手(滑り止め付)は必須アイテムなり





<つづく>




大阪を離れてスグ、日本列島を横断する飛行機の中で既に前兆はあったのです。

ANAの機内誌『翼の王国』に掲載されていた“大阪の食文化”特集。


そのコーヒーにトロリとコーヒーフレッシュ(これも関西独特の表現だが)をたらし・・・


いやいやいやいや・・・。

「コーヒーフレッシュ」は全国共通語でしょう。


フレッシュって言いますよね、あのコーヒー専用のミニカップに入った生ミルク。

あれをコーヒーフレッシュと呼ばずして何と呼ぶのでしょうか。

あれが関西限定なんてありえないですよ。

きっとこの記者の勘違いでしょう。


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さて、飛行機でひとっとび。

ばびゅんっ とたった2時間で新千歳空港へ降り立ちました。

こないだ、丸半日かけて函館まで電車でやってきたのがウソのようです。


メンバーたちとも約2ヶ月ぶりの再会。

ちょっぴり緊張しつつ、今夜の宿泊場所へ向かいます。

ツアー中、イロイロと私に細かい指示をしてくれた、やさしいS田さん。

車の中でも話しかけてくれます。


S田さん 「明日はワッサムの公民館での公演だからね」


大まかなスケジュールは事前入手していたにも関わらず、

一瞬何を言われたかわかりませんでした。


コサカ 「ワッサム?????ワッサムて和寒のことですか!?」


「和寒」。だって普通に読めば「ワカン」でしょう。

ワッサムが地名だと気づくまでに、時間がかかってしまいました。

その後、次々と発覚する「読み間違い」の数々!

どうやら私は言葉の通じない、北海道という異国にやってきてしまったようです。


【比布】 ・・・ ヒフ じゃなくて ピップ (ピップエレキバンはここで生まれた)

【和寒】 ・・・ ワカン じゃなくて ワッサム (かわいい♪)

【美唄】 ・・・ ミウタ じゃなくて ビバイ (読めないっ!)


もしや!と思ってきいてみました。


コサカ  「コーヒー用の小さいカップに入ったミルクのこと、

      フレッシュていいますよね・・・?」

S田さん 「言う言う!」


ほーらやっぱし間違いだったでしょう、と安心した瞬間

「フレッシュ?言わないよ言わない!」とそれ以外のメンバー。

実はS田さんは奈良県出身、関西人だったのです。


北海道では(関西以外では)ただ単に「ミルク」と呼ぶのだそうです。



● バンドエイド は サビオ

「サビオ」とは「バンドエイド」と同じく商品名。私の父母の時代はけっこう幅をきかせていたらしいが、現在はバンドエイドの圧倒的なブランド力に押されて2002年に販売。しかし北海道ではサビオのシェアが圧倒的に高かったため、現在も「サビオ」という呼び方は顕在。


● スノージャケット は アノラック

元はアラスカ先住民のイヌイットが着るアザラシ皮の上着のこと。両親に確認したところ、彼らが幼いころは関西・四国でも「アノラック」と呼んでいたとのこと。現在の若者にはすでに通じない言葉となっているが、アラスカと同じように冬が厳しい北海道では「アノラック」という呼び方はまだまだ現役。


● トイレにはヒーターがついている

和寒の公民館のトイレにはパネルヒターが設置されている。疑問に思ったコサカが「これって普通ですか?」とたずねた所、「なかったらパンツ下ろす気がしない」と説得力のある回答をゲット。


● ヤキトリは鶏肉ではない(場合がある)

北海道ではヤキトリが豚肉だったりする。理由は不明、ウィキペディアで調べてみたものの不明。「トリ」でないのに「トリ」と呼ぶ、そこらへんの歴史をご存知の方、募集中。


● 大阪で食べるシシャモはシシャモではない

「シシャモ」は北海道南部の一部でしかとれない。実は、普段私たちが口にしているのは「カペリン」という別種の魚。北海道で食す本物の「シシャモ」とは別物で、本物は刺身で食べると美味。


● 赤飯が甘い

甘納豆で炊くという驚きの調理法。お菓子なのか、ゴハンなのか、確認しようとしたが意見が別れ実態は不明。ただし甘い赤飯も祝い事の席に登場する、というその位置づけはまったく変わらない。


まだいろいろありますが、しつこいのでここらへんまで。

文化の違う異国にやってきたコサカ。

無事スタッフの仕事をやり遂げられるのでしょうか。




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     トイレにヒーターは必須             これが本物のシシャモ(手前)


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   親子丼のようなエビ丼(普通?)        ホタテは仕出し弁当のレギュラーメンバー

                                   (過剰反応しすぎ?)

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   「からあげ」は「ザンギ」と呼ぶ


<つづく>