パンフレットのみ販売されていました

※注意:少々ネタバレあり。知りたくない方は読まないでください。

 

始まりは予告ではまったくされていなかった殺戮のシーンの連続で、正直なところ閉口してしまいましたが、原作が漫画であるので、こんなものだったのかな、と思って観ていました。

 

春馬さん演じる徳川元康が登場すると空気はガラリと一変。厳しい戦国時代の世にあって、信念を持って生きている人の清々しい姿がそこにはあり、それはまさしく春馬さん自身の生きざまと重なりました。

 

春馬さんの颯爽とした騎馬シーン(きっと練習されていたのでしょう)、殺陣のシーンは圧巻でした。

 

命は一つ。決して粗末にするでないぞ」とマッケンさん演じる蒼に投げる台詞など、その一つ一つが印象に残りました。少々ネタバレになりますが、そんな元康があっけなく戦場で落命してしまった時には驚き、悲しくなりました。😢

 

しかし多くの出演者が自身の役どころを心得て本当にうまく演じていて、その皆の熱量が確かに伝わってきて、残酷な殺戮シーンには閉口したものの良い作品に仕上がっていると思いました。春馬さんの出演、存在が大きかったのだと思います。