2013年12月に公開されている映画『永遠の0』を観ました。

観ながら何度も泣きました。良い映画でした。

 

主演は岡田准一さん。戦争へ行って特攻兵として散った祖父(岡田准一さん)の

生きざまを探る孫、佐伯健太郎役を春馬さんが演じていました。

 

岡田准一さんはこの映画で第38回日本アカデミー賞の最優主演男優賞

春馬さんは優秀助演男優賞(最優秀ではありません)を受賞されています。

 

岡田さんは、この映画のすぐ後にNHKの大河『黒田官兵衛』の主演を

務めていますが、納得です。

 

この映画に出演後に、春馬さんは毎年、靖国神社に参拝するようになった

ということですが、私には、その気持ちがいたく分かったのでした。

   

彼は、あの時代、生きたくても生きられなかった若者たちに思いを馳せたのだ

と思います。

 

私には次の台詞が心に響きました。きっと彼の心にも刻まれたのではないかと

思っています。

 

   生き残った者たちはその死を無駄にしないこと 

   物語を続けること

 

ところで、この映画はアミューズがプロデュースしています。

春馬さんが靖国に行くようになってから事務所の冷遇が始まったとも言われますが

私は違うのでは、と思いました。おそらくは、そのことは他の理由からなのではないかと。

 

そしてエンディングに流れた桑田さんの♪蛍

心が震えました。映画の内容を反映した歌詞。みごとでした。

 

この♪蛍を聴いて、昨年、作られた♪ブッダ…について、私はもしかして

誤解をしていたのかも知れない。桑田さんは「事件」に関して、何等かのメッセージを

含ませたのでは、と思ったのですが、さてどうでしょうか。

 

この映画、アマゾンのレンタル(407円)で観ることができます。おすすめいたします。