先日の金曜ロードショーの放送で見て、アマゾンプライム(会員なので無料)で

もう一度、気になるところを見ました。

 

春馬さんは、自分が本当に医者が向いているのかと悩む医大生で、大泉洋さん演じる鹿野さんのころへボランティアで訪れている青年役。その彼女、美咲役が高畑充希さんでした。

 

鹿野さんは10代で筋ジストロフィーを発症し20才まで生きられるかどうかと宣告されたところを42才まで生き、延べ500人のボランティアが鹿野さんを助けたという話です。

 

鹿野さんは、医師の言うことも聞かず、ボランティアにはわがまま放題。

しかし鹿野さんの生き方は、体が不自由で人の助けがいる身だからと卑屈になることなど微塵もなく、ひとりの人間として生きて何が悪い、という精神にあふれ、それは実に真っすぐで堂々とした生き方でした。

 

鹿野さんの歯に衣着せぬ物言いはいつも直球勝負で、それはいつもボランティアの人たちにピシりと投げつけられます。鹿野さんがそうやって堂々とボランティアに接するので、ボランティアの人たちも引き付けられ、いつのまにか彼の周りにやってきてしまうのです。

それでも、鹿野さんは折々の感謝の言葉も忘れません。

 

見終わって、きちんと人と向き合って生きることは尊い。人に言葉をかけるということは、人の背中を押すことにもなるのだと教えられます。

 

悩んでいた田中は、もう一度医者になることを目指し、美咲は、あきらめかけていた小学校教師の夢を実現します。

 

大泉洋さんは、鹿野役を見事に演じていましたし、春馬さんも悩める医大生を確かに演じていました。

 

人の背中を押す言葉がかけられる人。まさしく春馬さん自身もそういう人であったと思ったのでした。

 

▼予告映像など

 

▼メイキング映像