ノーベル賞文学賞を受賞したイギリス在住のカズオ・イシグロ氏の原作で、

イギリスでは2010年に映画化がされています。

 

話は子ども時代、陽光学苑という寄宿舎での生活から始まります。

実はそこは単なる寄宿学校ではなく、移植手術に臓器を提供する目的で作られた

クローン人間である子どもたちが集められた学校で、臓器提供という「使命」を

果たせる人間になるべく教育をされるという学校なのでした。

とても重いテーマを扱ったストーリーです。

 

彼は、このとき25才。主人公の恭子(綾瀬はるか)、美和(水川あさみ)とともに

寄宿舎で育った友彦役を演じています。

 

癇癪持ちの少年が大人になり、その優柔不断さから美和に翻弄され、

やがて「提供者」になり死を待つ身となったとき、恭子に再会し、恭子に「介護人」を

務めてもらうことになります。寄宿舎を出たばかりの頃から、共同生活を経て

「提供者」になって過ごすまでの過程で、彼は少しずつ確実に変わっていきます。

 

全10話ですが、出演者の3人のみならず恭子の元クラスメイトの真実(まなみ)役

など共演者の好演もあり、引き付けられ重厚感のあるドラマに仕上がっています。

サスペンスの様相もあり、結末が気になり、時に涙し、一気に見てしまいました。

 

ドラマ中で必死になって苦手な絵を描く役どころの春馬さん。

実は、彼は子どものとき絵が得意だったそうです。

下のインタビュー記事を参照ください。

 

▼インタビュー記事 (16/02/10 テレビドガッチ)

 

▼制作発表の記事 (20/01/12 TVガイド)