『日本製』巻末インタビューで語っていらっしゃいます。
撮影は2019年の秋だったそうです。昨年の今頃でしょうか。
>歴史的な人物をしっかり演じなければならないというこの撮影を通して、
>自分の意識の変化を実感しました。
>とても役者冥利に尽きるというか、長いこと役者をやってきましたが、
>これほど重責を感じることはなかなかありませんでしたね。
>・・・・・・
>とにかく五代さんを演じた期間はとても充実していたし、
>三浦春馬という俳優としても、ひとりの男性としてもベストを尽くすことが出来たと
>胸を張って言える作品になりました。
(『日本製』367頁)
『天外者』は、彼の自信作。
この映画の公開、みんなの反響を見ずして、
自分で、ということは決してなかったと思います。