彼、そして彼と共演したという共通項のある人たちの落命を思うとき、
私は自身の直感を信じたい。すなわち、彼らは自分で、というのではないと思う。
メディアは実にすんなりと自死と受け止め、それをベースにした憶測をあれこれ
と伝え、コメンテータや専門家は、命を大切にしましょうと訴える。
私にしたら、そのようなことを伝える人たちこそ、何も自分の頭で考えていない
のではないかという気がしてならない。
私は、この一連のことに深く暗い闇を感じている。
私が7月18日の9時45分頃発信された彼の訃報のネットニュースを見た、
とはすでに書いたと思う。まずもって、そのことは、事務所が発表した、
昼頃発見され救急車で病院に運ばれ14時10分に死亡が確認された、
という話とは辻褄が合わない。
何より責任感が強く、きっちりと次々と精力的に仕事をこなしてきた彼が、
ドラマの撮影を中途で投げ出すことなどありえないと思う。
そしてまた、乳飲み子を抱え、仕事も精力的にこなしていた彼女が
自分で、とういうのは、私は、どうしても考えられない。
前夫との間の息子のことも気がかりでないはずがない。
真相が明らかになることをただただ祈っている。
そうでなければ、彼も彼女も浮かばれない。