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こちらは、泥大島紬のスカートです。
フラップに人工スエードを使いました。おや?カバンも共布ですね。オシャレ!


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こちらも大島紬の着物から作ったワンピースです。共布でクラッチバッグも作りました。
素敵ねぇ。ドキドキ

さて、これらのデザインは特別なものでしょうか?


いいえ、このへんのデザインはむしろ普遍であり、どこにでもありそうなデザインです。親しみのあるデザインです。

エブリンに、専門職であるデザイナーはいません。

エブリンの洋服は、デイリーに着られるものばかりですよね。

私たちが提案するデザインも、お客様のデザイン要望も、よくある形だったり、メジャーなファッション雑誌を参考にしたりの繰り返しです。

そう、何かを真似する。




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こちらは、孫社長のツイッターです。


近くのあの国は、頻繁に真似をしていますね。まだ発売前のiPhone5とか、ipadとかhpadとかバンバン売ってるんです。
h...なんじゃそのネーミングあせる
訴えられたら、売れるチャンス!なんて言ってるんですから、怖いですねー。(TVのニュース見ていて爆笑しちゃいました。)

家電も車も何でもすぐ真似できる。
でも、そこにカリスマ性とかステイタス性とかは、存在していますか?
そこまで言わずとも、その作者なりとかが見えてますか?

コピーは人の魂が見えない。
企業が見えない。

人の良い所はどんどん真似をすると良いと思いますが、そこに自分にしかない魅力的な個性と説得力がプラスされるから、不動の地位を維持できるのでしょう。

商いが拡大すると、商品はシステマティックに売られて行きます。
そうだけども、そこに作り手の情熱とか、うん、温度を感じていただけるような商品作りを続けたいと願います。


願ったように着物を再生してきた羽山みなこと、
思ったようにPRしてきた私、佐藤智子ですが、
今はこの二人だけではなくなっています。
縫製の職人も増えました。
代理店でも、各々PRしています。

どんなに真似をしても、個性がある以上、同じ仕事にはなりません。
鏡に映したように真似するのではなく、潜在的な仕事の能力をぐぐぐーっと引き出してお客様を満足させてもらいたいと願います。




今日は身内あてのブログになりました。みんなアナログだから、あんま読んでくれてないんだなー、これが。(笑)


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私のお気に入りのワンピースです。
これ、流行りますよ。音譜