3日から14日まで、伊勢丹新宿店オーキッドプラザで製品販売をさせて頂きました。

15日から17日まで、同七階バンケットルームでのオーダー業務をさせて頂きました。

会期中、御来店頂きました大勢の方々に、心から感謝申し上げます。
三階お買い場、七階バンケットルームの両方にお越し下さった方もいらっしゃいました。

五月より企画が始まった初めての百貨店の仕事は、喜ぶ暇もなく、緊張とスピードで沢山のチャレンジを含む内容となりました。
伊勢丹さんのお客様とたんすの着物に幸福が訪れるように、バイヤーさんと打ち合せや試作を繰り返しました。

色も、デザインも、点数も、あれもこれもテーマを絞りこみました。

企画内容を三次元で見たら、
着物リメイクを始めた時からまったく変わらないものだったのは、新発見でした。

そう、私がいつも着ている着物リメイクも、店で販売しているものも、お客様がお持ちになるお着物も、デイリーに着られる素材が多いのですね。


伊勢丹で並んだ着物リメイクは、ほとんどの人に、着物だということが気づかれませんでした。
私達の前を通り過ぎて、私に呼び止められる常連様もいらっしゃいました。

ごく普通に着られるんですよ。音譜
を最大限にアピールしたのでした。
はい、いつもと同じことですね。


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この画像はバンケットルームの入り口です。

大きな場での仕事に不慣れな私たちはバイヤーさんと社員さんに沢山助けられました。皆さん、本当にお客様を思う気持ちは愛でいっぱいです。

心強い社員さんがいない私たちだけのスペースとなったバンケットルームでのオーダーは、それはそれは緊張しました。
普段の仕事でも緊張しますが、たしかに緊張しました。
時間のことが気になったり、伝票の記入が慣れず、お客様にお待たせしたり不安にさせたかも知れません。

ですが、お客様のお着物を目の前にする時は、新たな息吹をかける熱意が沸き起こりましたね。
やっぱり、この仕事が好きなのですね。

人から人へ伝わり、ご縁を頂く。
お預かりしたお着物を、人から人へ運び、丁寧に手作りされた洋服となります。

完成までたっぷりとお時間を頂きますが、完成を楽しみになさって頂きたいと思います。


次回は来月4~5日の二日間です。
その次も決まりました。10月24~26日です。