アイビーちゃんについてのご報告。 | 花梨のささやかな活動

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ラヴィン犬の命をつなぐ会は、殺処分が決まった子や、繁殖場でボロボロになった子、そして様々な理由で飼育放棄をされた子など、悲しみと苦しみの過去を背負ったワンコたちを保護しています。
保護から、ワンコの様子、卒業していくまでを皆さまにお伝えしております。



大変ご無沙汰しております。
2ヶ月ぶりくらいでしょうか。


年末年始のご挨拶もせず、日頃よりお世話になっている皆さまには失礼いたしました。


ご支援報告や幸せ報告が、たくさんたまっておりますが、まず一番最初にキャバリアのアイビーちゃんについて少しお話しさせてください。


昨年7月に保護した5キャバリアーズの中で、一番の健康優良児であったトライカラーのアイビーちゃん。

12月にはお見合いのお話しをいただきました。

その10日くらい前に、右下顎のリンパが腫れ、病院にて検査。

診断結果は





『扁平上皮癌』。
結果が届いたのは、お見合いの前日でした。



先生のご説明で、今ならば外科手術が可能とのお話し。

一瞬悩みましたが、これからアイビーちゃんの将来に待っている幸せな日々を願い、お願いいたしました。


先生のご尽力によりすぐに手術日も決まり、
全てはアイビーちゃんの体力と気力に任せるしかありません。




手術前のアイビーちゃん。



手術自体は無事に終わりました。
術後のご説明は、『原発部位と周辺は綺麗に切除できました。麻酔も安定していましたよ。
ただ、頚椎から脊椎に繋がる場所に転移がみられ、そこを取り除くと術後に麻痺が出るのは必然。なので、そこはパラディアを使って叩いていきましょう。』


麻酔から無事に目覚めてくれただけで、どれだけ安堵したでしょう。




手術の翌日に送っていただいたアイビーちゃん。
目に力があります。



翌々日にお迎えに行き、帰宅できました。







数日後にはジャスミンちゃんがズカズカと一緒に。(笑)




術後の病理結果。





1週間ほど前の夜、左後ろ脚が流れているなと思ったら、翌日の朝には立ち上がる事ができず…。

診察を受けたところ、頚椎の腫瘍が影響を及ぼしているのか、一過性のヘルニアかと言う事です。


アイビーちゃん
一生懸命ご飯を食べてくれます。
動かない身体で必死におトイレに行こうとします。


生きたい。

生きたい。

生きたい。



アイビーちゃんの願いは、とてもささやか。





今夜はスーパームーン。

全ての小さな命に安らぎを。





次回からは、たくさんの幸せ報告をさせていただきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。m(__)m