僕は…ダメだ。ダメなんですよ…。ヒトを傷つけてまで、殺してまでエヴァに乗る資格ないんだ。
僕はエヴァにのるしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。
何もわかってない僕にはエヴァに乗る価値もない。僕にはヒトの為にできる事なんてなにもないんだ。
アスカにひどいことしたんだ。カヲル君も殺してしまったんだ。
やさしさなんかかけらもない、ずるくて臆病なだけだ。
僕にはヒトを傷つけることしかできないんだ。
だったら何もしない方がいい!」
葛城、オレだ。多分この話を聞いてる時は君に多大な迷惑をかけたあとだと思う。………済まない。 リっちゃんにもすまないと謝っといてくれ。 あと、迷惑ついでに、オレの育てていた花がある―オレの代わりに水をやってくれると嬉しい。 場所はシンジ君が知ってる。 葛城、真実は君と共にある。迷わず進んでくれ。 もし…もう一度会えることがあったら 8年前に云えなかった言葉を云うよ…… じゃあ……」