しばらくブログよく書いてたのに
11月からずいぶんご無沙汰してました!


でも今日は書かずにいられない日だなと思い、
ブログ書きます!笑喜ぶ



今日で去年のはじめてのリサイタルから1年が経ちます♪


研究科2年生で、まだ学生で。

チャレンジ!という精神で頑張ったとは思います・・・が!!!


個人的には演奏内容はいまだに自分では納得できていない部分がありました勉強

良かったという声も多々聞けて嬉しかったですが、
あの頃のわたしの精一杯だったと思いますが、

やはり目指すものには遠いな・・・というのが率直な気持ちです。




今まで学生でリサイタルしてきた友人の中で特に憧れるほどに素晴らしいと思ったのは・・・

中桐望さんの表参道カワイパウゼでのリサイタル

今田篤くんの表参道カワイパウゼでのリサイタル


どちらも日本音楽コンクール入賞者記念リサイタルでした。



完成度がまずとてつもなく高かったこと。
90分間ミスがほぼゼロで、それでいて美しい音色で、構成感もあって、面白くて。

惹かれ続けました。


あとアンコールが・・・
桐朋の友人のリサイタルだと、アンコールに多いのが「エチュード」。
特にショパンのエチュード。
コンクールでみんな何度も弾くので完成度的に自信があるから選ぶのだと思います。

でも中桐さん、今田くんはエチュードなど使い回すことなく、
編曲ものや演奏会のプログラムに似合った作品をチョイスしていました。


そんなアンコールを聴いた当時のわたしにはアンコールの選曲がある意味画期的でした。



そういう「お客様へ楽しんでもらいたい」という姿勢が、最後まで貫かれているなぁ。と。
未熟ながらずっと思っていました。


わたしもその姿勢を持ちたいと思い、
去年のわたしのリサイタルのアンコールではプログラムにちなんだ「小さな羊飼い(ドビュッシー)」と「献呈(シューマン=リスト)」を演奏しました。


ちなみに献呈は中桐さんがリサイタルでアンコールに弾いていたので。
憧れの気持ちからもこの曲を選びました。




去年のリサイタルを終えて、憧れの水準にもっていくことの難しさを知りました。

まだまだだな・・・と。



でもこうして、また再びリサイタルを開いて頂ける素敵な機会を頂けたので、

あのレヴェルを目指して、次のリサイタルを最高のものにしたいです。






余談ですが、
去年、開場間近のときのリハーサルで、最初に弾くバッハ=ペトリの確認練習をしていた時、
なぜか違う音を連発して、まったく弾けなかったんです・・・笑

でも本番はすごく緊張しながらノーミスで弾けたんです。

今思えばあの直前の緊張はなんだったのだろう。



そういう緊張もきっとまた次のリサイタルであるんだろうな。



練習がんばります秋



話は変わりますが・・・

明日、11月11日の夜。声楽の母とリサイタルします♪
伴奏者としての大仕事!

ソロでラヴェルの「道化師の朝の歌」も弾きますテヘッ


ぜひお時間ある方はいらして下さい♪



日本音楽コンクールの本選会が今年も行われ、行ってきました晴れ




とりあえず、まずレポ★


【1.竹田理琴乃さん】
学生音コンで何度も1位をとっている、今はポーランドに留学している竹田さん。
3次はデュポールとショパンのソナタ2番とスケルツォ4番を演奏。
3次はヴィルトゥオーゾ性の高い演奏だと感じるほどに早めのテンポで演奏していたのが印象的。
とにかく持っている音色が魅力的な子。身長は150無いんじゃないかな…とても小さくて可愛い子です。

本日弾いたのはショパンの「ピアノ協奏曲第2番」。
3次は美しい音色でありながら必要以上に速かったので、ひとつひとつの表情が満喫できず居心地悪く感じた・・・ともブログでも以前記しましたが、あの音色で2番の協奏曲が聴けるのは楽しみだなぁと、実はとても期待して聴いていました。

感想としては、まず、やはり音色が美しいなぁ、彼女にショパン向いているんだなぁ、ということ。
今日の中では恐らく1番「こまやか」な表現を成していました。小さい頃から弾いていたんだろうなと感じるほどに安定感のある演奏でした。
身体の小ささも原因の一つかと思いますが、音量がもう少し欲しいところがありました。
早すぎることもなく、表現が丁寧で魅力的で、居心地はとても良かったです。



【2.石井楓子さん】
彼女も学生音コン1位の経歴があり、東京音コン2位など、有名コンクールの常連の1人。
東京音コンのときに演奏しているラフマニノフのパガ狂、
そして今回のラフマニノフ3番のピアノ伴奏をやらせて頂いたことがあります。光栄すぎる…キュン
3次では圧倒的に上手かったです。たぶん3次は1番の点数だったでしょう・・・。

ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」を演奏しました。
女の子が演奏する曲ではない気もしますが、思っていたよりオケにうもれることもなく、
緻密な演奏を披露してくれました。

感動を巻き起こす名演が多いので、それを期待していた聴衆には少し物足りなかったかと思いますが、彼女のラフマニノフは本当に楽譜や音色に「忠実」で、誤魔化しもなく、余計な過剰表現もなく、「素直」で「ありのまま」の良い演奏でした。

今回はね、叫びましたね、「brava」好き好きっ
届いたかな・・・



【3.神谷悠生くん】
一番若い彼。3次はモーツァルトのデュルニッツとリストのダンテ。
もっている音色が幅があってとても将来性を感じた演奏でした。
3次ではその若さを発揮して勢いのある熱い激しいコンチェルトを期待していました。

弾いたのはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。名曲です。
ですが・・・うーん、まだ彼には早かったのかな・・・と正直思いました。
テクニック的に弾けてないところが散見され、オーケストラの勢いを彼が必死に止めようとする場面もちらほら。「待って、早くいかないで」っていう印象が、残念ながら。
体力的にも3楽章で疲れが見えましたね。細いから、もっと食べて!!笑

ただ4人の中でも圧倒的にもっている音色は良いので、
それを生かして成長してまたオーケストラと演奏して欲しいです。



【4.齋藤一也くん】
彼もまた東京音コン最高位やロンティボーなど、有名コンクールの常連さん。
リベンジ枠からの彼。3次ではモーツァルトとブラームスのc-durのソナタ。
今回はプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。
弾き始めて…「あ、うまい!」。ガシッと聴衆の心を掴んでいるのを感じました。

前回のチャイコフスキーでも思いましたが、彼はオーケストラとの合わせ方が上手いと思います。
オーケストラが旋律を手伝ってくれるところではあまり頑張りすぎず、ピアノソロを出すべきところで「ドン!」と前に出てくる感じ。無駄のない力配分はやはり経験があるからかな。
音量もやはり男の子だからか1番ピアノが鳴っていましたね。

思わずまた聴きたくなるような良い演奏でした。
個人的にはプロコン3番は桐朋の後輩の「ロー磨秀くん」の演奏が1番好きなんですけれど(youtubeで聴けます)、それに続くような演奏でした。





3次の予想順位は楓子、齋藤くん、竹田さん、神谷君。
(3次の点数も反映されます)

本選の予想順位は齋藤くん、楓子、竹田さん、神谷君。




結果は・・・

第1位 楓子
第2位 齋藤くん
第3位 竹田さん


「岩谷賞(聴衆賞):齋藤くん」




納得フリフリ

そして、ぃやったーーーーー!!!!喜ぶ
楓子が1位!!!!やばい!!!!!笑




順位の書いてある紙の写真撮りながら泣きそうになりましたね・・・泣く




でも楓子と話をしたら案外冷静に「いやぁ、こんな運の良いこともあるんだね」と。

聴衆賞の紙をながめ、「本当にこれでいいのかなぁ」とつぶやく彼女。

「確かに齋藤くんのがオケ合わせは上手いかもね、もっていき方とか。でも楓子のほうが誰よりも音と向き合っていた。基礎力の高さも感じたし。だからこその評価だよ。」と伝えましたが、

でも楓子は「やっぱり感動の出来る演奏ができないと・・・」と。


また3月で優勝者はオペラシティでコンチェルトがオーケストラとできるので、
その時にまた感動できる演奏を目指せば良い・・・と伝えたのですが、

1位になって、こんなに冷静に話せる人ってなかなかいないだろうなぁ。
色々経験してきた彼女だからこそのコメントだと思うのですが、
話をしていて、とても複雑さを感じるような、、、。

でも満足していないところを考えれば、もっとできる可能性も感じますよね。
きっともっと飛躍してくれると思います。だから与えられた1位なんだと思います。



是非これからの楓子の演奏をよろしくお願いしますペコリー

彼女は以前にも書いていますが、私のピアノ人生にとって大切な女の子です♪




さっ 私も頑張らなくては!!!笑


25歳・・・!


(>_<)笑


とうとうなってしまいました・・・!!
アラサー!!!←



25歳ってもっと大人だと思っていたのですが。。。
あっという間で自分でも正直びっくりです★



今年の誕生日は…なんと幸いなことに、文化祭前ということで授業の伴奏がたまたま休みだったこともあり、の~んびり、誕生日を初めてディズニーリゾートで過ごしました♡


ディズニー行くのは1年以上振り!
私にとってはかなりのご無沙汰でした。笑


少し値段高めのバースデーパスポートというものを利用したら
メダルのようなものを首から下げさせてくれて・・・
歩いているだけでキャストの方々に「おめでとうございまーす!」とお祝いして頂けてる…!

そんなことにはしゃぐ25歳になるとは思いませんでした笑←
最初恥ずかしかったけど、とても嬉しかったですよ(*^^*)


ぬいぐるみや、バースデー専用アルバムなどもついているので、
バースデーパスポートお勧めです♡




24歳・・・
環境は桐朋のままだけど学生から職員に変わり、忙しい伴奏の仕事が始まり、半年が過ぎましたが、
この半年、最初から上手くいくことなんて勿論なくて、失敗はたくさんしました。
弱音を吐き散らしたら壊れるかもというときもありました。
原因が理解しきれなくて、もっと周りが歩調を合わせてくれたらいいのに、と、わがままを抱くこともありました。
でも少しですが、この仕事に慣れてきて、俯瞰する余裕が出てきたとき、
自分の至らなさに気付き、そして共に仕事する先生方や先輩にどれほど自分が恵まれているのかを本当に痛感しました。
最近、もっと皆について行こうという前向きな姿勢を心掛けたら、ほんの少しですが、以前よりも吸収力がアップした気がします。
そんなこんなで、まだまだ力不足ではありますが、
相手を心から「信頼」することによって、アンサンブル音楽の発展や自分自身の成長につながることを気付き始めたところです。

25歳・・・
その信頼する威力を信じてもっと更に成長したいな。
内面も磨いて努力を重ねていけば技術も向上しますよね。
そう信じて、もっともっと、25歳、新しい強い私を見せていきたいです。


絵葉





  最後にもらったプレゼント♡

   $Eva♡Diary