EV-CUBEの仕様&設計、特徴についての第3弾になります。
今回取り上げるのは
バッテリーとエレキを繋ぐ重要な部分、プラスマイナス端子部。
この部分、実はかなり重要。
なんせエレキの電源ケーブルをコネクト(接続)する部分ですから通電の生命線といっても過言ではないです。
この端子ですが、特徴が3つあります。
①端子が剥き出しで無い
画像を見ての通り端子の通電する部分が剥き出しでない。
何か特別なことでは無いように思いますが、安全を考慮するとかなり大事なことなんです。
プラス端子とマイナス端子が誤って接触すると当然ショートを起こします。
たまに現場でバッテリーの上に何か通電するものを置いてしまって(例えばロッド等)ショートさせてしまった事故などを聞きます。
実際に私も現場で見たことがあります。
世にある多くのバッテリーはこの部分(通電部)が剥き出しているものが多いように思います。
EV-CUBEの端子は絶縁材の樹脂に覆われているため、仮に何か通電するものを上に乗せてもショートしないように対策をしてます。
②ピッチが精密なのでしっかりと締まる
ネジのピッチ(螺旋状の溝と山)が非常に精密なので、しっかりと絞まります。
ここは流石日本製の端子と言ったところですね。
こんな感じでしっかりと締めば緩むことはありません。
*注意
接続する時に、ターミナルリング(バッテリーケーブル側の接続するところ)に歪みが無いか必ずチェックしてくださいね。
歪みや曲がりがあるとしっかりと締めることができませんので要注意!
またターミナル部に汚れや錆がついていないかも必ずチェックしてくださいね。
通電不良の原因になります。
あと注意点として、端子の頭部分を緩めて取った時に、ポロッと落とさないように気をつけてください。
水にポチャッ…ってしてしまったら
ガーン😨
てなります。
そこでお勧めのセッティングとして↓
こんな感じで予めつけてしまった状態で現場に持って行きます。
ケーブルをアンダーソンコネクター仕様にすれば現場で、カチッ!と延長ケーブルと接続したらOK。
おっと、最後に、
念のため端子の緩みが無いか再度チェックしてくださいね☆
いくら緩みにくい端子といえど、やはりチェックは大切です。
③熱に強い
この端子の樹脂素材部が「フェノール樹脂」で、非常に熱に強い素材のためそっとちょっとの熱では溶けません。
こうした接続部は必ず電気抵抗が出て熱が発生しやすいところなので、熱に強い素材を使うのがベストなのです。
以上、EV-CUBEのプラスマイナス端子の特徴でした。
端子接続部ってそこまで注目している人ってあまりいないのでは無いでしょうか。
見落としがちなところかもしれませんが、安全性を考えてもかなり大事なところです。
今一度、他社とEV-CUBEを比べてみてください。