まず最初に、ゲーテッドコミュニティって何?というところから始めなければいけないだろうか。

wikipediaみれ。 とかで済ませてもいい。まあみなくてもいい。でも説明がめんど見たほうが早い。

ゲーテッドコミュニティとは、文字通り、ゲート(Gate)で囲まれている地域のことである。
通常アメリカのゲーテッドコミュニティではそのゲートで囲まれている広い敷地に、ウォルマートみたいなスーパーマーケットだとかホームセンターだとかも入っていて、ボーリング場だとか映画館とかもあったりするらしい。

その中では24時間警備員が常駐してて、よそ者やら不審者やらがきても安心。基本的に生活の全てをその地域内で完結することができ、閉鎖されたコミュニティの中で暮らすことができるというもの。

日本ではそんな地域で閉じるというのはなかなかできないので、アメリカ式のゲーテッドコミュニティなんてそれこそアメリカ軍基地くらいしか存在してないのだけれど、いわば日本式の簡易版なゲーテッドコミュニティはちょろちょろ存在する。

うちは警備員というほどのものではないけれど管理人が定時に巡回し、敷地内に監視カメラも数多くあるので、ゲーテッドコミュニティの要素があると言ってもいいのだろう。


以前から計画自体はあったが、この頃になって私のマンションの付近に郊外型の大型ショッピングセンターができた。
それに伴い、マンションの敷地内にそのショッピングセンターの客が立ち入る恐れがでてきたため、「敷地を柵で囲って容易に立ち入られないようにしよう」ということになったのだ。
これこそまさに「ゲーテッドコミュニティ化」だ。

個人的には「そこまでしなくても・・・・」という気もしているのだが、時々深夜に騒ぐ輩が現れることもあるので、そういうのを排除しようとする動きなのだろう。

以前にも、そういう動きはあった。犬の散歩でご近所さんと仲良くしていたのだが、「ウチの犬以外は敷地内を散歩するな」ということになって敷地外のよく遊んでいた友達のワンちゃんと会えなくなってしまったのだ。

ただ、日本の建築基準法では車の通り道にゲートを設けることができないため、結局のところ人の出入りを抑制する効果はあまり無いんじゃないのかと思っている(ショッピングセンターを向いた面に車出口があるからだ)。

と、とりあえず書いてはみたものの、積極的に反対する理由もないのでこのまま見守っていくだけである。
ただ単に環境学、社会学的に真新しい感のある「ゲーテッドコミュニティ」という言葉を使ってみたかっただけだ。これ自体は興味ある現象で、昨今ほとんど注目されなくなった閉鎖的共同体に代わる新しい動きなのではないかと思っている。

私自身はサスペンス系で「知り合いしかいないゲーテッドコミュニティ内で外部の者によるとみられる密室殺人!?一体犯人は?」みたいな題材にぴったり!だと思っているが、日本では認知されているとは言えないので作られることもないだろう、残念。