昔話を思い出す、ということは、私が今恋をしているという証拠なのかもしれない。
今、会うとちょっとうれしい人がいる。
だからどうだってわけじゃないし、会うとどきどきするって程でもない。
学生の頃は、もっと恋愛感情がはっきりしていたような気がする。
それとも、行動に移るのが早かっただけ?
最近の私はやっぱり考えすぎだ。

で、そのちょっとうれしいひとと、どうなりたいわけでもない。
ただ、一緒にお話できるちょっとの時間がうれしいだけ。
ただそれだけ。
そしてそれがとてもうれしい。

私が本当に長いこと好きだと思っていた他の男の人は、今ここにはいない。
彼にこそ、好きだと大昔に告げなければいけなかったのに。
言いたいことが言えなくて、私は他に恋をした。
こんなに時がたってしまった後、彼のことをどう思っているのか、自分でもわからなくなっている。

月曜日になったら彼が戻ってくる。
電話してみようか?
あっという間に、また金曜日の夜。
頑張るだけじゃなくて、肩の力を抜いてゆっくりと生きることも大切、ということを少しづつ学んでいる。

いつか、こんな夜には素敵な恋の話をしよう。
その時にはやっぱりお酒が必要かもしれない。
昔のことを何気なく話せるようになるまで、かかる時間はどのくらいなんだろう。

驚くことに音楽について書いたことがなかった。

私が映画より芸術より舞踏より旅行より、何より一番最初に恋に落ちたのは、音楽。
昔はよく行ったコンサート、読んだ音楽雑誌、心待ちにして聞いたCD.

いつの間にか忙しくなっでしまった。

新しい作品ではないけど、最近聴いていいと思った作品二本をご紹介。

Feist の 2007年作品、”The Reminder"
いい作品だと聞いていたのだけど、今まで聞く機会がなかったのだ。
聴いてびっくり、おもっていたより全然軽くてメロディック。幅が広くて面白い。

もう一本は
Intervision の ”Shade of Neptune"
これも2007年作品。ローカルバンドなので日本では手に入らないかな?
こちらも私好み。オススメです。

興味があったら是非どうぞ!