◉土砂降りの雨が降ってきた!
「👼天使の号泣😭」
「まるで天使の号泣だね!」
突然降ってきた土砂降りの雨をこう表現するT子さん。
詩人のような瑞々しい感受性に、いつもハッとさせられます。
今日は、ハンディを持つ成人のグループレッスの日でした。
お気に入りの赤い洋服でバッチリ決めたT子さんは言葉を続けます。
「世の中には、いろんな辛いことがあるでしょ。
争いや、いじめや、苦しんでいる可哀想な人が。
だから天使が泣いてる。
号泣してるんだ。」
なるほど!
確かに、この世知辛い世の中を、上から見ていると、きっと天使も号泣するだろうね・・。
それにしても、土砂降りの雨を「天使の号泣」と表現しするT子さんのセンスには
心底、参ってしまいます!
彼女は、とても繊細でやさしいハートの持ち主、
いつも最後に語ってくれるコメントに、私はホロリとさせられます。
◉夏に相応しいオイリュトミー
今日は、とっても蒸し暑く、豪雨の後は、ジリジリとお日様が容赦無く照り付けてきます。
そんな「真夏」に相応しいテーマを選び、みんなで手遊びやオイリュトミーをしました!
・ぐるぐるまわる水車の手遊び
・波のイメージでのシュタープ(棒)練習
・風を感じ前後左右に揺れる動き
・「フラメンコ」の曲で手拍子をとり、左右、真ん中を意識して動き分ける練習
・俳句や和歌での夏の風物詩を味わう。
・Wasserfall「滝」では、背面を意識して、
滝が落ちるごとく棒を一気に落とし、後ろの人が受け取る練習
「滝」では、最初はなかなか、手放せないでいる方も、
徐々に、見えない後ろの人を信頼し、勇気を出して落とすことができるようになりました!
後ろへの意識が明るくなると、意識の視野が広がるようで、いろんな面で、良き変化が起こります。
いつもは、すぐ興奮しがちなKさんも、落ち着いて、オイリュトミーを楽しめる時間が増えてきました。
・最後に、シルク布を靡かせ、縦横に織りなす動きで、お互いに出会いました。
・シルクで美しいお花を作り、それを囲み、まぁるい輪になって座り、
「七夕さまの歌」を木の笛とライアーで演奏し、皆さんにプレゼントしました!
ペンタトニックの調べが、
「サラサラ」清らかに流れる天の川や
「サラサラ」揺れる笹の葉のイメージに重なり、いっときの涼しさを感じさせてくれ流のでした。
◉聖なるものに満たされたとき、
癒しの力が働きかける
お終いは、古時計の歌を手遊びしながら楽しみ、
「天使様への祈り」をうたいつつ、オイリュトミーします。
お守りください。やさしい天使・・・・
大いなる存在がこのとき、傍に寄り添ってくれるのを確かに感じつつ・・・。
聖なる美しいもので心が充されると、内なる癒しの力は働きかけ、
心の中に、自ずと調和が生まれるようです。