🌟奇蹟の人、ヘレン・ケラーが、言葉を初めて体験した場面をオイリュトミーで動きます。

水を言葉と結びつけて体験した時、ヘレンは「意識の太陽が輝いたようだった!」とのべています。

いつも使っている日常の言葉とは違う、言葉のいのちの泉

湧き上がる言葉の泉に触れることで、奥深く眠っていた、何かが甦ってくるのです。

言葉の本質から湧き出る力「言語霊」にオイリュトミーを通して触れる試みです。

 

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目が見えず、耳が聞こえず、口もきけない
盲、聾、啞、
という三重苦のために、
言葉を知らないヘレンは、ずっと闇の中にいました
7歳のとき、家庭教師のサリバン先生がヘレンの元にやってきて言いました。
 
私はあなたに言葉を与えたい!
言葉さえあれば、世界はあなたのもの!」
 
サリバン先生は、井戸端にヘレンを連れてゆき、冷たい水を汲み出しながら、ヘレンの掌に綴りました。
“W-A-T-E-R”   “W-A-T-E-R”  “W-A-T-E-R”
 
冷たい水の筋が手を流れている間、全身の注意力を先生の指の動きに集中しながら、ヘレンはじっと立っていました。
突然、ヘレンの中に不思議な感動が湧き上がりました
それはまるで死から甦ったかのような感動でした。
という言葉がヘレンの心の中に静かに染み込み
言葉の光がヘレンを貫きました
 
その時からヘレンは闇の中にはいませんでした。
前へ後ろへ、すばやく思考が駆け巡り
思考は頭から出て全身にくまなく広がっていくようでした。
 
以前の私には「食べて、飲んで、寝る」といった本能のほかには何もありませんでした。
私の日々は、過去も現在も未来もなく、希望も期待もなく、好奇心も楽しみもない空白だったのです。
    
ヘレン・ケラー「光の中へ」から一部抜粋して編集しました。
言葉の光に貫かれたヘレンは、努力の末世界に多くを贈り与える人になったのです。
言葉の光とは?

 

 

 

 

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【2019年度 イシスの会ご案内】

 

🌟体験講座🌟
【日時】5/11 (土曜)13時〜15時20  ・15時半〜17時半
【教育・基礎】13時〜15時20 
  「手遊び、歌、音遊び」・・現場で使える子どものための遊び
  「ヘレンケラーの water!」・・言葉の響き
  「水星封印図」・・カタチの体験        
【芸術・応用】15時半〜17時半 
   ゲーテ「水の上の魂の歌」・・魂の旅を水に託して
   ビバルディ「春」など・・音楽を見えるカタチに 
 
【参加費】各3500円 
【会場】ひばりヶ丘駅徒歩12分「フェルマータホール」
申し込まれた方には場所の詳細をお伝えします。
 
【お問合/ お申込】
nasu.sousinsya@gmail.com  渋谷智栄子