自裕次郎の欧州蹴球奇行

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欧州サッカーおよび欧州諸々(料理、ワイン)について

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ロシアワールドカップ決勝、フランス が20年ぶり2回目の優勝を飾った。

序盤は完全なクロアチアペース。フランス 全くボールを前に進めない。ピンチの連続だ。しかしこの時間帯でクロアチア先制できなかったのが後で響いた。フランス がグリーズマンのダイブ的なファールをもらい、クロアチアゴール前でのフリーキック。そのグリーズマンが蹴ったシュートがマンジェキッチの頭に当りゴールに吸い込まれる。オウンゴールだ。

その後すぐペリシッチのゴールで追いついたが、そのペリシッチが今度はハンドを犯しPKを与えてしまう。これをグリーズマンがきっちり決めた。


前半はこのまま2-1でフランス リードで終了。しかしクロアチアまだまだ諦めてない。モドリッチを中心に攻めまくる。ここでフランス のデシャン監督、中盤の要カンテを下げて大型のエンゾンジを投入。これが当たった。モドリッチが前に出るようになったスペースにフランス のカウンターが決まる。エムバペ→グリーズマン→ポグバと渡りゴールを決め3-1に。そして直後エムバペの技ありミドルシュートが決まり4-1となり試合を決めた。

やはり予想通りだった。クロアチア、決勝まで延長戦3回、そして試合間隔もフランス より1日短い。選手の年齢も高い。コンディションで圧倒的に不利だったがよくやった。チームが、モドリッチ、ペリシッチ、マンジェキッチを中心にひとつになっていた。今後は若手への切替が大変だろう。一方のフランス 、レギュラーに若手を思い切って起用し試合ごとに成長させたデシャン監督の手腕を評価したい。フランス にしてもクロアチアにしても自国のリーグでプレーしている選手は少なく、イングランド、スペイン、ドイツなどレベルの高い国でプレーしているのがほとんどだ。プレーの質、戦術理解度は普段から養われるものだ。日本の若手も海外に行かなくてはレベル上げられない。まずは行きやすいポルトガル、ベルギー、オランダなどのクラブへ行きステップアップすべきだ。
それにしても今回のワールドカップ面白かった。これでしばらくはサッカーは選手と共に各国内リーグが始まる8月下旬までお休み。このブログもそれまでお休みします。