時の消失
詩を書こうとするとき
時は消失する
またたくまに時間は過ぎゆき
僕は夢中を生きている
時は正確な意味をうしない
言葉と感官が浮かび上がる
言葉が時を支配する
時の意味さえ知らぬまま
夢中の言葉が時を刻む
「夜を犠牲に」に
生命の光の熱が
脈打つ詩の言葉
言葉と詩情とひとつの詩集が
僕の心を叙情する
三日月のように繊細で
はかなく闇に溶けそうな
かすかなあかりは
心細くしかし確かな光
月光のように闇に差し
潤んだ瞳を光らせる
こぼれた涙を光らせる
美しい月を詠む詩(うた)
生命(いのち)の讃歌 Vision Creation Newsun
太陽は生命の根源
その熱は肉体へ そして精神へそそがれる
生きとし生ける輝きへ
空と大地のあいだで生まれる
生命の讃歌 Vision Creation Newsun
心のままに光の波を一身に浴び
やがて日が暮れ夜のとばりが降りる頃
太陽の残像が心細い夜の闇を
やわらかな光となってを和らげる
太陽は絶えぬ輝き 生命の輝き
音楽
地下の暗闇の中で
音楽は人を歓喜にさそった
魂が光を求めるように
誰もが音の中で笑顔で踊る
風のように自由に
音が瞬きふるえるように
魂もまた音に呼応し
夜のもたらす優しさのもと
何者からも解放されて
降りそそぐ音は生命のように潤い
熱く輝きひろがってゆく
道をたどる新たな観念の波となり
時を越えて
時とともに進め
憧れと希望を胸に抱いて
夕暮れにはぐれぬように
言葉に時を忘れる時は
時はやさしくほどけよう
時は静かに澄むだろう
そうでなければ
時に遅れてはならない
真剣に時を刻むのだ
時を越えて言葉を刻め
決してとまるな
言葉を刻み時をこえろ