どうも私は、村上春樹が苦手である。

彼の作品を読んでもピンとこないし、第一面白くない。

世間では村上春樹は、日本の文学界の神様の如く崇められている。

だが、もしあんな人が日本文学の神様なら、日本文学はもうお終いだ。

 

そもそも村上春樹は、西洋文学から影響を受けている。

そんな作風の人が、現代の日本文学の頂点なのは実に皮肉だ。

もっとも、最近は日本語の美しさを活かすような作家がいない。

谷崎潤一郎みたいな人はもう二度と出てこないのはあからさまだ。

だから、村上のような、普遍的な作家がノーベル賞候補になってしまうのだろう。

いや、確かに外国人ウケが良いというのは分かる。だからノーベル賞候補にもなる。それも理解できる。

だが、日本人が村上に心酔するのは理解できない。

単純に、作品が意味不明ではないか。

私の芸術への理解力が浅いからだろうか。

初めて読んだのは、短編で、鏡に関する作品だったと思う。

驚くほどつまらないし、村上が何を伝えたいかもわからなかった。

やはり私の理解不足だからか。

 

村上春樹のことが好きな人は好きでいて、嫌いなら嫌い、これでいいのだ。

分かっている。

でも私は、どうしても村上が世間からヨイショされているのが、理解できない。

そう、つまりは私はひねくれ者である。