「泳げ!たいやきくん」
これを私が歌ったら、聴いた皆は、過去の何かを思い出すように静かになります。
これが楽しくて毎回歌っていましたが、ここ10年以上、カラオケに行っていません。
一人カラオケというのも体験したことがありません。
昔は、いい歌がいっぱいあったのに、時代の変化とともに、何か口先だけで歌っている歌手が増えたと悲しくなります。
「歌謡曲」という表現から「演歌」と「J-POP」という表現に変わり、全盛期は2000年あたりではないでしょうか。
なんか、しんみりする話題ですみません。
音楽って、もう終わりかなとも考えています。
(だから、日本著作権協会JASRACは教科書から印税を徴収しようという動きがあるのかもしれません。死活問題ですからね。)
民謡とか童謡とか伝統雅楽とかは別ですよ。
売れている曲に共通する「コード進行」というものが発見されて、猶更、その王道的とも言われるコードを使ったがために売れなくなったという事実があります。
歌手にとっても作曲家および編曲家といった音楽業界の方々は苦境に立たされていると思います。
昭和が終わり、平成が終わり、そして伝説へ?となればいいんですけど、そうじゃないですものね。
試行錯誤して、新しい音楽というものも生まれそうにないですし、生まれたとしても、それが世間に受け入れられなければ、淡い夢に過ぎません。
過去を遡ってみても、音楽のジャンルにも寿命があるんですよね。
フォーク⇒ジャズ⇒ロック⇒ハードロック⇒ポップス⇒EDM(現在ここ)
細々と生き残れるとしたら、BGMか映画に使われる音楽くらいなものじゃないかなと思います。
芸術の各分野(絵画や版画などの美術、映画、写真、彫刻も含む。)において、流行り廃りがあるのは歴史を鑑みて周知の事実であると言えます。音楽もオーケストラやオペラであっても例外ではありません。
そもそも芸術とは娯楽であるので、不景気になれば、その影響を受け、その売り上げを直撃してしまいます。
ここ最近、一見、ネガティブなことを書いているように見えると思いますが、そうではなく、客観的事実に基づいて持論を展開しているだけです。