何度、コーディングを見直して、リファレンスを参照して考え得る表現に変更してみても、3次元モデルの読み込みとモーションによる動作はするものの、3次元モデルの背景透過処理に失敗して、心が折れそうでした。
OS:Windows7 Professional(x64)
開発環境:Visual Studio 2017
使用言語:C#
使用ライブラリ:DX
開発環境もコードも最初のままでOSだけ、Windows10 Pro (x64)にしてしてみると、あっさりと背景透過処理が実行出来ました。
それまで、背景が真っ黒だったのです。
1年近く悩みました。
何故、Win10の現在環境で試さず、仮想環境のWin7で試したかというと、以前と同様に挫折して、Visual Studio 2017をアンインストールしても完全にアンインストールできずに、ゴミが大量に残ったからです。
その仮想環境のWin7でも、以前の環境と同じだったので、「また同じ結果か、アンインストールせずに、以前の状態(スナップショット)を保存していた時点に戻せば良いだけなので、簡単でした。
しかし、1つだけ試してないことがありました。
それは、Win7からWin10へのアップグレードでした。
仮想環境だったので、いろいろとエラーが出まくり、通常のマシンよりも時間は掛かりましたが、無事、インストールしているソフトウェアを全て引き継いだ状態でアップグレードが完了しました。
そして、全く同じコードを記述して、実行すると、「あら、不思議、あっさり出来た!!」・・・・。
後悔先に立たず、思い付くことはやった方が良いと痛感しました。
何をしたかったかというと、「デスクトップマスコット」を自作したかったのです。
次は、マウスのカーソルを眺めるように視線を動かしたり、カーソルから逃げたりさせたいなと思っています。
頭の中で思い付くことが実現すると、とてつもない達成感を味わえます。
「好奇心、猫を殺す」と言われますが、ヒトは好奇心が強いからこそ、脳が発達して、多種多様な文化を構築し、高い技術力で生み出したモノで生き残っているのだと私は考えます。
良いにせよ悪いにせよ。
残念ながら、間違いなく滅びへの道へと突き進んでいることだけは確かです。