流行というものは,作り手の策略で生み出されるものです。
だから,作り手がネタに詰まった時,原点に帰ってみたりします。
販売する側としては,売れなければ,収入がゼロなのです。
例えば,メガネのフレームは,現在,ぶっとい縁のセルフレームが流行っています。
このセルフレームは,30年以上前にあったものです。
原点回帰というものでしょうか。
私は,「99.99」というブランドの金属フレームを愛用していますが・・・,途中から迷走しましてね。デザインがね。このブランド・・・。ヒットしたので,いろいろな形状を試したくなるのでしょうね。
半年前,眼鏡を掛けて,違和感を感じたのです。
メガネを外して,よく観ると,レンズを固定するフレームを結合する部分で,ネジだけポッキリ折れて,中折れしたのです。
簡単に修理できるだろうと思って,普通のメガネ屋さんに持っていったところ,ブランドの専門店以外では,「フレームが壊れてしまいますので,専門店へ行かれることをお勧めします。」と言われました。
専門店へ修理に持っていくと,フレームとネジが違う合金で作られていているから,汗での腐食や,金属疲労もあって,希に中折れが生じると説明されました。
内心,「説明は良いから,早よ,折れたネジを取り出して修理してぇ」と思っていました。
すると,日本でのメガネの聖地である,福井県鯖江市にある本社工場に送って,細心の注意を払って修理しないといけませんと言われました・・・。
修理期間は2ヶ月要しました。
修理が完成したメガネは,鼻パッドも無償で交換して頂いて,新品同様になりました。マジで嬉しかったです。
メガネケースを次いで買いしてしまいました。
そのケースは,頑丈なのですが,開閉に難があって(後日判明),使っていません・・・。衝動買いに近いものですね。しかも,使わないとなると・・・。ああ,無情。