四
気づけば三月。
春はすぐそこ。
恋愛には滅法、不幸体質の私。
そんな私にも、春は近づいているのかもしれない。
少し前の話である。
仕事で疲れきっていた時、その彼が目に入った。
知っている人は知っている。小柄な容姿をした彼。
憧れとはまた違う存在。
私とは別世界の人である。
出会えたのは奇跡だろう。
この出会いは大切にあたためていきたい。
参
人は変わってしまうものなのか?
生まれた時は誰しも、何も知らず、素直な心を持っている
育った環境で、個々の人間性が確立される
例え間違いがあったとしても、人は変わることができるはずだ
良い方向に
以前好きだった人の話を友人経由で聞いた
彼は変わってしまった
悪い方向に
今までそんな男を想っていたのかと思うと、本当に虚しくなった
彼に失望してしまった
明らかにショックを隠せない自分がいるが
気持ちはもうない
でも
一度は好きになった人
変わってほしくなかった