ヒトは60兆個の細胞の集合体・・たった1つの受精卵から
なんども細胞分裂や分化を繰り返して今の自分があるわけですよね
細胞分裂と胚葉分化
●受精
卵巣内のグラーフ卵胞から卵子が排出され(排卵)
同時期に膣内に精子が卵管内に上昇
卵管膨大部で受精する
卵子
●着床
卵管膨大部から子宮に向かい、子宮内膜に侵入し
着床。※受精後12日程度
そして、ここからが
暗記しないと覚えられない
胚葉分化
・胚子期
受精してから8週目までの時期
盛んに細胞分裂し分化がすすむ。
細胞→器官が形成される
胚葉分化は
内胚葉、外肺葉、中胚葉の順に行われ
内胚葉由来の器官は
消化器系(消化管、消化腺、肝臓、胆嚢、すい臓)
呼吸器系
甲状腺など
外胚葉由来の器官は
神経系(中枢神経、末梢神経)
感覚器系
表皮
副腎髄質など
中胚葉由来の器官は
循環器系
腎臓
副腎皮質
生殖器系
筋肉
骨
血液
真皮、皮下組織など
ここで重要なのはアロマテラピーと関係の深い
脳(大脳辺縁系を含む)と表皮は
外胚葉由来の器官であること
そして、副腎皮質と副腎髄質は
胚葉由来の時点で異なっていること
表皮以外の真皮や皮下組織は
中胚葉由来の器官であることでしょうか
考えられる設問
胚葉分化と各器官
●胎児期
胚子期の8週以降から出産まで
妊娠初期 16週目まで
妊娠中期 28週まで
妊娠後期 40週まで
●細胞の補充と維持
全身の細胞は1つの受精卵から
何度も細胞分裂や分化を繰り返し形成され
成長し、維持されている
2つの細胞の補充と更新方法
①幹細胞(未分化)の細胞分裂、分化による補充
②すでに分化した細胞が細胞分裂して補充
細胞の分裂と分化
・分化
未分化の細胞が各々の性質を獲得
特殊化した形態や機能を得て異なった部分に分かれること
・幹細胞
複数の種類の細胞に分化する能力と
自己複製し増殖する能力を
併せ持った細胞